世界のはての泉 (下) (ウィリアム・モリス・コレクション)

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制作 : 川端 康雄  兼松 誠一 
  • 晶文社 (2000年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (363ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794916921

世界のはての泉 (下) (ウィリアム・モリス・コレクション)の感想・レビュー・書評

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  • 上・下で百ページの差があるというのに、同価格なのが解せない。
     長編ファンタジー。
     ウイリアム・モリスの書く女の人はしっかりとしていて、だいたい謀略家か策略家。
     主人公の王子を世界のはての泉に案内するアーシュラは賢く強い美女。
     泉の水を飲んだものは比類ない強さと賢さと永遠に等しい若さと長寿を手に入れられる。
     主人公ラルフが出会い、恋いこがれた女王は泉の水を飲んだ女。男すべてに愛され、ほとんどの女からは憎まれ嫌われ、医術にたけて、魔術も用いる。
     彼女は彼女に恋をした男たちを破滅させ、ラルフと恋仲になったのもつかの間、殺されてしまう。
     彼女はラルフの若さを愛していたので、死ぬ前に彼とアーシュラがともに泉に向かうことができるようにしくんでおいた。
     アーシュラもまた男たちから愛される女だが、レイディほどの魅了を発しないというのか、もっと強力であるのか。レイディは夫から無理矢理にそういうことをされたり、夫の親友が懸想してきてはねつけると敵に回って彼女を窮地に立たせたりするのだが、アーシュラの場合は求婚をはねつけられた蛮族は彼女を命がけで守り、道中に指一本ふれたりはしない。また敗退的な王にアーシュラは捕まってしまい、王から無理強いされそうになるが、死んでやるという脅しで貞操を守り、自分に懸想する王の甥をうまく騙して城を逃げだす。
     そしてラルフと再会し、ともに泉に向かう。

     長いロマンス。恋愛物なのに読みやすい。
     登場人物は多い。前半に出てきた者はたいてい後半にも出てくる。
     きれいに決着がついて終わり。後味はよい。

  • 泉のありか、ファンタジーらしくていいです。先生、一緒に探しに行きましょう!(爆)

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