マンハッタン少年日記

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制作 : 梅沢 葉子 
  • 晶文社 (1982年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794924650

マンハッタン少年日記の感想・レビュー・書評

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  • 確かにタイトルはさわやかそうだが、
    中身はドラッグに窃盗に暴力に。
    終盤にかけて急に堕ちていく様は薬の怖さが伝わる内容。

  • 原題は「 The Basketball Diaries 」。「バスケットボール・ダイアリーズ」として映画化もされたので、今やそのタイトルの方がかっこいい。「マンハッタン少年日記」の表題では、品行方正な児童文学と勘違いして手に取ってしまう親が居るかもしれない。だが、大人が読んだら卒倒してしまう内容だ。 
     
     リアルな日記で、つまりノンフィクション。著者ジム・キャロルが13歳から16歳の間のNYでの日々。スジのいいバスケ選手として脚光を浴びるスポーツマンなのだが、同時に無軌道な悪徳の日々を送っている。窃盗、万引き、が当たり前の日常。同世代から年増の女性まで、色んな相手との性交渉。だが、それでも中学生位の年齢のせいかあっけらかんとして無邪気で、暗さが無い。時にユーモラス。
     ある日バスケの試合前に、仲間と一緒に、気分を高揚させるドラッグと、ダウンさせるドラッグを入手。ところが、薬の区別を聞き忘れてしまい、錠剤の色で予想して薬を飲み試合に臨むが、間違ってダウナー系を服してしまい、散々な試合結果となったエピソードも。…等々、途方も無い椿事ばかりである。
     チンポコという言葉も頻出。チンポコと訳出された原語は何だろう。
     やがて主人公は、マリファナ、ヘロインに溺れていき、強盗やホモの相手もする。早熟、悪徳。恐るべき10代。それでも、生真面目に日記を書き続けているのがナイーブで微笑ましい。 
     

  • 舞台はマンハッタン。
    若くて瑞々しい時間の轍を自由に愉快に大滑走!
    でも、そんなやりたい放題な旅路にはやっぱりガタが来てしまった。
    そうなるよね。ジム。
    全部分かってたんだろ。

    不器用たけど頑張って生きる主人公。魅せられちゃうんだな。

  • 赤裸々

    スポーツの好きな人気者だったが、ドラッグやシンナーに溺れ、犯罪に走るようになる少年の日記。
    露悪的にもならず、自分を正当化することもせず、ただ淡々と出来事を綴っている。
    流れるような文体がどこか詩的で、切ない感情すら呼び覚ます

  • 素行は悪いけれどもバスケットボールの花形選手であるジム・キャロルがどんどんヘロイン中毒になっていく過程がとびとびの日記としてつづられている。詩人だけあって、要所にはっとするような美しい描写がある。何を美しいとおもって何を汚らわしいと思うかがとてもクリアなのだけれど、麻薬によって、その辺が汚されていくのを自分でも認識できているので余計につらい。麻薬ルポとしては、悲しみのクリスチアーネの方が恐ろしかった。しかし、どこでも変わらないことは、麻薬が簡単に手に入るということと、少年少女を性的な対象として金で買う大人がいるということ。中毒になると更生は非常に困難であるということ。

  • まだまだ、何も分かっていない13歳くらいのころに読みました。
    内容の半分は、ちゃんと意味が分かってなかったんじゃないだろうか。
    大量のティッシュとか。はは。
    でも、これを読んで、決心したのです。麻薬には、絶対に、何があっても手を出さないでおこうと。
    そういう決心をさせてくれた本という意味では、とっても大事な本。

  • バスケットボールとドラッグに夢中の日々。
    眩しいほどの感性をもてあまし、どこへ向かうかもわからず、
    退屈な日常が永遠に続くような気がした青春の日々。
    取り繕うことなく自分の弱さを全てさらけだすからこそ、
    彼の文章は美しいのかもしれない。

  • 俺はマンハッタンじゃなくて練馬に生まれてよかったなぁって。
    ちなみこれが原作になっている映画も観ました。

  • レオナルド・ディカプリオ主演で映画になってたな・・・

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