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この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
慌ただしい生活を送っているが、読書は楽しみたい、と思う人にはもってこいの短編集。
ミステリとは突き詰めてしまえば謎のネタばらしが最大のキモ。
限りなく無駄を排除し、最低限の会話と状況説明だけでオチに持って行く本作のジャックリッチーの手腕には惚れ惚れしてしまう。
文庫本はこのハードカバーに未収録の短編も収録され、二冊に分かれているそうなのでそっちの方がオススメ‼
星新一のミステリ版、と言ってしまっても良いくらい乾いた文体とユーモアが交錯する極上の短編集。
この間読んで、とっても好きになったジャック・リッチー 日本ではさほど有名ではなく、 出されている本も少ない…と聞いていたので まだ読んでいないこの本をみて、ハッ、ドキッ さっそく手にしたがこれがまた、傑作揃い クライム・マシン 主人公は殺し屋、訪ねてきた知らない男に 発明したタイムマシンで殺しの現場を見ていたと言われる。 口止め料としてお金を要求されるが… エ... 続きを読む »
17の短編からなる短編集。
作者は短編の名手って事なので、今回、初めて読んだんだんだが、ヒネリの効いた作品もあり、わりとサクサク読める。ただ、全編に水準以上のレベルを求めるのは酷かな。
重厚なトリックがあるわけでもなく、軽快に読めるんだが、それだけに後に何も残らない。
星新一のショート・ショートを読み込んだ世代としては、若干の違和感?も残る作品。
基本、海外物は苦手で・・・
登場人物の名前が全然頭に入ってこないし、
翻訳が合わないのか、どうも好きになれない。
この本も、やはりそういう苦手な部分はあったのだけど、
軽快でひねりの効いたストーリー、
計算しつくされた会話など、
面白味はあった。
上手なぁ~と思わされることしばし。
2011-56
短編ミステリーのスペシャリスト★派手なトリックがあるわけではないけれど、ぐっと引き込まれる!!さくさく読めるしめちゃくちゃおもしろい♪
短編ミステリ集。
特別すばらしいトリックでなくても、
文体とか、設定とかで、面白く読みました。
とんちんかんのヘンリー刑事が、最高。
晶文社ミステリと、ヘンリー刑事ものは、
続けて読んでみよっと。
さすが短編ミステリのスペシャリスト。どの作品も超がつくほどシンプルな骨格ながら、ヒネリの効いたオチに思わずニヤリとさせられる。面白かった。
ショートストーリーのスペシャリストの素晴らしい作品集。
無駄な部分が無いシンプルな文章。
少しずらす感じが非常に上手い。
収録作「エミリーがいない」
1982 年 アメリカ探偵作家クラブ賞(MWA 賞) 最優秀短編賞受賞作品。
これは面白かった!
短編の魅力をここまで知らしめてくれる作品集は珍しいのではないかと思いました。もっともっと読みたいです。
特に「部長刑事」「探偵社」シリーズもは続きものなのでなおさら読んでみたい! 探してみようかな。これはオススメです。
前に読んだ「10ドルだって大金だ」が大変面白かったので
こちらも取り寄せちゃいました。
順番的にはこちらを先に読むとよかったのかな...?
ヘンリー・ターンバックル部長刑事シリーズ、私立探偵カーデュラは
こっちが先なのかしらね?でもやはり面白いっす!!
このシリーズ以外の短編も程よくブラックでシニカルで
小気味良いテンポで超シンプルな骨格が活きる作品ばかりで
思わずニヤリなユーモア満載。
表題作は分かっちゃいる筈の悪党が、まんまと騙される様は
ユーモアを通し越して哀愁さえ感じますねー。
ショート・ショートの様な作品も交えての全17編。
一気読みっっ!!
このミス、で大プッシュされてたのを購入したような。
海外のミステリな文体はまだこの頃慣れてなかったけど結構スラスラ読めた。ただゴリゴリな物理トリックでもガチガチなロジカルな展開でもない感じで読後感は薄め。
短編集なので暇つぶしにはちょうど良かった。
日本オリジナル短篇集。17篇収録。 冒頭の2篇「クライム・マシン」と「ルーレット必勝法」は、騙される側から語られた話なので、主人公たちとともにやられた~と、がっくり。『10ドルだって大金だ』『ダイアルAを回せ』では、そのほとんどだった、欺く方から語られる、してやったりという爽快感が味わえる物語の方が好みといえば好みなのだが。 損して得とれならぬ、黙して得とった「日当22セント」にはニヤ... 続きを読む »
短編の名手、ジャック・リッチーの傑作17篇を収録した傑作集。短い話の中にウィットにとんだユーモアや仕掛けがちりばめられ、意外なオチが面白い。「クライム・マシン」ある殺し屋の前に現れた男が、タイムマシーンで犯行を目撃したと言った。あり得ない話が次第に真実に思われて…。まんまと一杯くわされて笑える。「ルーレット必勝法」カジノクラブで連日勝ち続ける男。やがてクラブの経営を脅かすまでに。ホントに必勝法があ... 続きを読む »
洒落の効いたミステリ短編集。
ジャック・リッチーという名前に覚えはなかったけれど、MWA最優秀短編賞を受賞したという「エミリーがいないは」既読だった。
しかしそのときに名前が印象に残らなかったのは、あまりにも巧くまとまりすぎていたせいかも。作家の個性を感じられなくて素通りになってしまった様な気がする。
この短編集も巧くまとめられた話が収録されてるのだけれど、やはりオチは想像の範囲を出ないあたりが残念というか勿体無いというか。
それでもどの作品も十分に平均点は超えているし、読んでいて面白いのだけど。
個人的に気に入ったのはカーデュラ探偵モノ。そしてやはり「エミリーがいない」は群を抜いてよくできていると思う。
練り上げられた短編傑作集。350編も書き続けたという〜短編に徹した作家の職人芸を堪能できます。カーデュラ探偵社のシリーズなど、ユーモラスなのが良いですね。にやっと満足げに笑う顔が見えるよう。
ジャック・リッチー。名前は記憶にありました。SF畑の人だってことも。でも活躍時期が1950年代から80年代だとは知らなかった。そんな前に書かれたとは思えない、いま読んでも充分おもしろい短編集。
17編収められている中で私の一番は題名にもなっている『クライム・マシン』。そんな莫迦な事ありえない、ってところから徐々に徐々にもしかしたらそうなのかも、と思わせてしまう巧みなストーリー展開に脱帽です。
他にも読み終えてニヤッと笑ってしまう話がたくさんあって、どれもこれもオススメ。
面白かった面白かった面白かった〜♪と、歌い出したくなるぐらい、面白かった。ジャック・リッチー、最高ー! どの作品も犯罪小説でありながら軽妙洒脱、そして「こうくるか!」読者の想像をかる〜く裏切ってくれるオチの切れ味の鋭さには、舌をまくばかり。クールなユーモアに、ついついにやにやしてしまう。 『10ドルだって大金だ』に収録されていた「妻殺しを企む夫」のバリエーション「エミリーがいない」のはずし方にに... 続きを読む »
あとちょっとだけど、飽きてきたなー・・・。「このミス一位」ってこんなものなのかなあとか思ってしまった。テンポがよくて楽しく読んでたんだけど、理解できないどんでん返しが出てきて冷めてしまった。おれがバカなだけかな?やっぱ長編のほうが楽しいなあ。
作者のジャック・リッチーは、ほぼ短編のみを350編も書き続けた、短編ミステリ職人だそうで。なんだか『ヒッチコック劇場』を観ているような気になる作品が多いがそれも道理、ヒッチコックマガジンやEQMMなどが主な活躍の場だったらしい。 印象に残ったものを挙げておく。 -)「歳はいくつだ」 余命くばくもない男が、最後にやりたかった事は。。。。重さや暗さを感じさせない痛快編であるが、ラストの悪... 続きを読む »
------読前------去年「このミステリーがすごい!」の海外ミステリー部門で第一位だった作品。絶対おもしろいはず!!と思っているのですが、2500円なのでなかなかレジまで運べません・・・(社会人なのに)。------読後------文庫で読みました。いろんな味のチョコレートを食べたような、贅沢な本でした。ほんの2ページほどしかない話もあるけど、その「ちょっとだけ」に起承転結すべてがおさまっていて無駄がない。そして、あっという驚きも詰まってる。すごい。2009年のベスト10に入る1冊でした。
「この間、あなたが人を殺した時、わたし、現場にいたんですよ」
・・・なんて書き出しを見てしまったらもう読むまないわけにはいかない。
短編ミステリの職人にしてスペシャリスト。その簡潔な文体に
及ぶ作家は到底見あたらない。






