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- Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794935182
作品紹介・あらすじ
夜明けのタイムズ・スクエア・摩天楼の影。馬のように後ろ足で立つ月。天使たちの吐息。シーツに滴る血。太陽は真二に裂ける-おひただしい注射針を自らの肉体に打ちこみながら、ジム・キャロルはドラッグのもたらす幻覚を明晰なイメージに鍛えあげつづけた。ボルヘスやカフカにも比肩される散文詩「夢うつつの本」をはじめ、「ニューヨーク・シティ・ヴァリエーション」「カリフォルニア・ヴァリエーション」「詩篇1973-1985」を収録。
感想・レビュー・書評
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前半は詩というより短編集や散文といったほうがしっくりくる。どの詩も(短編も散文も)リアルで美しくてどこか物悲しくて圧倒的に孤独。「マンハッタン少年日記」によく出てきた「ノッド」という状態を垣間見ている感じ。
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ピュリツァー賞の史上最年少詩人としてノミネート。
胸を締め付けられる。
これを読むたび私は泣ける。
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