- Amazon.co.jp ・本 (121ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794935311
感想・レビュー・書評
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「一人の日々を深くするものがあるなら、それは、どれだけ少ない言葉でやってゆけるかで、どれだけ多くの言葉でではない。」
詩集のようなエッセイのような、どっちともつかない不思議な読後感。『海を見に』の一節が特に印象に残った。『雨』の遊び心も好き。記憶は過去のものではなくとどまったものだ、というあとがきに共感を覚えた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
記憶にバカ明るいものがない。
何でもかんでも、時間が経つにつれてセピア色になって、
楽しければ楽しかったほど、
それはノスタルジックなものになっていく。
あたしたちはそれを重ねてる。
これからもきっと。もっと読もう。 -
私のリアル本棚にある唯一の詩集。
言葉のひとつひとつが重いです。 -
「自分の時間へ」という詩が、秀逸。
長田弘は、過去をうたう詩人だ。そして、その描き方がどうしようもなく、胸にせまる。
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2008年1月8日(火)、読了。
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長田弘さんの本を読むには、まだ若すぎるのかもしれない。
ほんの少し背伸びをして読む。そんな楽しみ方を教えてくれた本です。