母、美しい老いと死

著者 : アンヌ・フィリップ 吉田花子

• 晶文社 (1998年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[sonnetさんの感想 · 2019年2月11日]

https://blog.goo.ne.jp/abcde1944/e/2896242353c55fd40677fd4541a07bd5

[643096さんの感想 · 2014年8月30日]

こんな死の迎えかた・・・
送り方ができていいな～～

[tomoclipさんの感想 · 2009年5月8日]

著者のアンヌ・フィリップは、あの名優ジュラール・フィリップの妻だった人。
フィリップのことも書いているけれど、９０歳で亡くなった自身の母親の老いと臨終までの様子を書いている。

1998年に読んだ時には、西欧人の孤高の精神を強烈に感じた。

今回は、アンヌの母のように「最後まで一人で生きる自由を守り抜く」人がこの日本にもたくさんいることを知っている。

自分を最後まで律することを貫く精神はみごとであるが、そんな母を見つめる娘の姿にも学ぶものがある。

「美しい老い」ってどんな風なことなのかな？