- Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794963512
作品紹介・あらすじ
卵型の頭にぴんとはねた口髭、「灰色の脳細胞」をもつこの小さな洒落者ほど、20世紀の犯罪者たちに恐れられた探偵はいないだろう。しかし、これだけ有名であるにもかかわらず、その私生活は謎に満ちている。彼は、果たしていかなる人物だったのか?本書は、アガサ・クリスティーの書いた長短89篇の作品を渉猟して、ひとりの人間としてのポワロの姿を生き生きと浮かびあがらせる。出生から生い立ち、住居、食生活、友情や恋愛、比類なき探偵術の秘密、そして死まで。-『ミス・マープルの愛すべき生涯』の著者による、ミステリー研究の白眉。
感想・レビュー・書評
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作品からひもとく『ポアロ自伝』。
またクリスティを一から読みたくなる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
エルキュール・ポワロの登場する全作品をもとに、ポワロの生涯について詳しく調べた一冊。事件が年代別に検証してあったのがわかりやすかった。図などがあるかと思っていたが、文章だけである。また訳者が全作品を何度となく読み直して翻訳されたようで、訳者のプロ魂も感じられる。
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ポアロについての詳細な研究。
著者:アン・ハート カナダのウィニペグ生まれ。モントリオールのマルギル大卒。ニューファンドランド記念大学図書館で司書を務める傍ら短編、詩などを執筆。ほかに「ミス・マープルの愛すべき生涯」
1990原著
199835日本発行 図書館 -
もう一度、時間のある時に読みたい。原作を読み返したくなる。