小津安二郎のまなざし

著者 :
  • 晶文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794963949

作品紹介・あらすじ

小津安二郎の映画には、一見物語には無関係に思える、奇妙なショットがちりばめられている。枕もとに置かれた目覚し時計。風にひるがえる洗濯物。煙のたなびく煙突…。小津の観客には忘れがたいそれらのショットを、一枚一枚、静物画や風景画を見るかのように精細に分析し、ロー・アングルや頻繁なカット割りなど、その映画術の深奥に迫る。いまもなお世界で最も新しい映画であり続ける、小津映画の秘密をすみずみまで解き明かす、書き下ろし評論。

著者プロフィール

貴田庄(きだしょう):1947年青森県弘前市生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了、芸術学専攻。専門は映画史、西洋美術史、書物工芸史。著書に『小津安二郎のまなざし』『小津安二郎の食卓』『小津安二郎東京グルメ案内』『小津安二郎と「東京物語」』『原節子 あるがままに生きて』『原節子物語 若き日々』『志賀直哉、映画に行く』『高峰秀子 人として女優として』『西洋の書物工房』『マーブル染』『レンブラントと和紙』など多数。

「2023年 『小津安二郎と七人の監督』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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