- Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794964427
作品紹介・あらすじ
なんでだろう、あたしは苦しくてたまらない。あんな男のことなんか、ちっとも好きじゃないのに…恋と仕事と友情の間でゆれる女と男のあやうくせつないLOVEエッセンス。
感想・レビュー・書評
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三部作がオイラには刺激が強すぎて、以来、田口タンディは読んでいなかったけどタイトルに惹かれて久しぶりに手にした。男っていうのは口下手でナイーブで、傷つきやすくて、そのくせプライドが高くてやさしいそうだ。たしかにそういう面もあるなぁ、と思う。もし女性がみんなこのことに気がついていて、男に接しているんだとしたら勝ち目はない。「男は黙って女をいたわるもの」と思っていたってあったが、いくら男が馬鹿だといってもなんの見返りもないのにやさしくしてるわけじゃないんじゃないかな。男はお金を払ってでも女性に触れたいという邪念の塊だし、年をとった人でも痴漢をする人もいる。触ったからといってなにがどうなるわけでもないんだけど、子どもや女性みたいに小さくて柔らかい生き物はいたわらないといけないものだとDNAにすりこまれている。男のスケベ心も含めてこのすり込みがあって男女の関係は成り立っている。そう考えると世の中で起こる男女の様々な過ちはやむを得ない気がしてくる。どっちが浮気でどっちが本気なのかは紙一重だもの。浮気が本気になることだってあるんだろうし。「ふたまたの男」のなかでふたまたをかけた本人もかけられた人も、自分の「傷ついた心を見て見ぬふりをすると、人間はだんだん自尊心を失うのだ」とある。浮気をされたらこれでもかっていうくらい相手を罵倒しないといけない、自分の心の代わりに。それでも一緒にいるのは辛いことだろうなぁ。男も女性もそれに無頓着でいられるようにはできていないし。
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この方を著書を読むのはこれが初めてだったのですが、面白かったです。バカバカしくて。
でも、著者自信が馬鹿な行為を繰り返しながら学んできた考えだったり、経験談ばかりなので、言っていることには信憑性があるし、言葉が軽々しくない。
本当にこんな人生歩んできてたの?というくらいぶっ飛んでるし、周りの人たちもぶっ飛んでるのが面白かったです。
他の著作も読んでみたくなりました。
勉強の合間に読もうと思って借りたのに、一気読みしてしまった。。。 -
ランディ先生のエッセイは 女独特のネチネチしたのがなくて どっちかってゆうと 酸いも甘いも知り尽くしたオッサン。私とは正反対な分だけ 読んでて見習うべき点がいっぱいある。
表現やたとえが独特で 気どってないけど ちょっぴりかっこいい。やっぱ ランディはよい。 -
田口ランディの恋愛感。自身の体験をそのまま書いているのかは疑問。あまりにもセックスに関して生々しすぎる。読者受けにオーバーに書いているかも知れない。だが、女の本音が垣間見える。
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かわいいお馬鹿さんは好き。かわいくない馬鹿はキライ。
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表紙の画が好きです。人生の岐路に読むとはっとさせられる言葉に出逢えます。
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確かに共感できるし、考察も鋭い。
けどこういう話はお酒を飲みながら色っぽい友達に聞きたい。
本を読んでフムフム言いながら理解するような野暮ったいものじゃなくて、五感を通して染み込んでくるもの。 -
20〜30代,恋と仕事とアルコール三昧の日々を送っていた著者自らの恋愛体験エッセイ。モテる男・モテる女のひみつ,恋するモードに切り替わるコツ,時空を超えた恋愛パターンなど男と女の危うく切ないお話の数々が赤裸々に書かれており,思わずメモりたくなる。逆に自分の行動を分析されているような,思わず飛ばしたくなるページも…。(幾代)
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けっこう納得できることが多かった。
思ったよりランディさんが恋多き人で驚いた。
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違うところで感動モノ・・・