文化としてのIT革命

著者 :
制作 : 山崎 正和  西垣 通 
  • 晶文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794964625

作品紹介・あらすじ

パソコンや携帯電話といったデジタル機器の著しい進歩、インターネットの普及などにより、IT革命が進んでいる。かつての産業革命に匹敵するともいわれているが、はたしてIT革命とはどんな革命なのか。それによって何が生まれ、人間の感性や価値観はどのように変わっていくのか。新しいコミュニケーション・スタイルの誕生。芸術活動の可能性。著作権制度の問題。軍事や学問、宗教などのあり方の変容。市民間の国際交流。さらにはネットワーク犯罪や社会問題の恐れ…。さまざまな分野の専門家が、文化の視点でIT革命を具体的に考え、デジタル社会の未来を模索した、刺激にあふれた一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/26617

  • 湾岸戦争の時の米軍は、まだ冷戦期の重厚長大な火力、破壊力、機動力を基本とする部隊であったが、95年のボスニアヘルツェゴビナの平和維持部隊派遣のころから情報を活用する部隊編成と運用を具体化し始めた。米軍にとっての弱点とは何か?それはそのRMAによって立つ情報に他ならない。もし敵の情報がとれず、あるいは偽情報が送り込まれて、方法をとってもそれを伝達する通信寿司手無や情報を解析するためのデータベースなどが破壊ないし混乱させられるなら、米軍の戦闘能力は瓦解してしまうだろう。

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著者プロフィール

関西大学総合情報学部教授。
1994年 大阪大学大学院人間科学研究科社会学専攻博士課程単位取得後退学。
専門はメディア論。
2015〜16年にフィンランド・アールト大学芸術デザイン建築学部客員教授、
2022〜23年オーストラリア・王立メルボルン工科大学デジタルエスノグラフィー研究センター客員研究員などを歴任。
主な著作に『ケータイ社会論』(有斐閣、2012 年)、『ケータイ学入門』(同、2002
年)、『私の愛した地球博― 愛知万博2204万人の物語』(リベルタ出版、2006年)
(いずれも共編著)など。

「2024年 『ツーリズムの脱構築』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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