- Amazon.co.jp ・本 (137ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794964847
感想・レビュー・書評
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難しい。。漢詩苦手。
こだわり派おしゃれさんが読んでそうな本。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
言葉使いがいい意味で馴染みのないものだったので、何か新鮮な気持ちで読めました。
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目の前にいない「きみ」に宛てた言葉として書いたという著者。
その著者の思いの半分はくみ取れたのではないかなと思う。39の手紙が書かれているが、多くの手紙から「言葉」の大切さをしみじみと感じた。大切にしていきたいと思った。
静かな心に染みいる一冊。 -
よかった。うん。
長田弘は心が落ち着くなぁ~ -
なんかこう、水を飲むみたいに読める文章。
たぶん相性もあると思うのだけど、言葉が身体に滲みていく感覚がある本は久々でした。
ものとしてはエッセイ、なのかな。
"書くというのは、二人称をつくりだす試みです。
書くことは、そこにいない人に向かって書くという行為です。
文字をつかって書くことは、目の前にいない人を、 じぶんにとって無くてはならぬ存在に変えてゆくことです。"
この文章に、おっ!と思った方はぜひ。 -
持ってるだけで、タイトルだけで引き付けられる本。ロマンチックは永遠だ。
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目の前にいない「わたし」に宛てて書かれた39通の手紙を読んだ。
伝えたい思いありのままを文字に変え、大切に綴られた手紙には、心に響く力がある。これは容易なようでそう簡単に出来ることではない。
詩人は本書で「書くということは、二人称をつくりだす試み」だと言っていた。僕は書くということは「わたし」に実直でいなければならない試みだと思っている。
言葉は違うが、「あなた」を思うことは同じだと自分では思っている。
「わたし」と「あなた」は常に、そのような関係にいなければならない。
それが心なのではないだろうか。