二列目の人生 隠れた異才たち

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著者 : 池内紀
  • 晶文社 (2003年4月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794965660

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二列目の人生 隠れた異才たちの感想・レビュー・書評

  • ほとんど世に名前を知られることのなかった異才の人たちを特集したもの

    後世に名を残した人々ととても近い領域で生きていたのに、片方は名を残し、片方はそれほどでもない。この差は一体どこから来たんだろう。それでも、彼らは「何か」を残した人々。人が生きた証を残すというのは、とてつもないことなのではないか、と思っていた折にこの本を見つけた。これも何かの縁か。
    山岳会の高頭式(たかとう しょく)さんの人となりが、ほんわかしてて良いなと思った。

  • 目の付け所が秀逸です
    「二列目」というところが
    また心憎い
    池内紀さんの心に留まった
    意中の人たち18人

    その人のゆかりの地を訪ね
    その人を知る人にきちんと話を聞いて
    その人のお話を伺っていくうちに、
    自ずと、
    その意中の偉人たちが浮かび上がってくる

    無名者として
    位置づけられたからこそ
    その人生を全うされた
    その異才たち18人
    その生き方は すばらしい

  • 競技では優勝者だけが英雄になる。二位以下は同列だ。しかし、一位と二位の差は少なく偶然の要素もある。この本は、分野ごとに一位の人に隠されてしまった天才16名を拾い上げて描いている。
    たとえば、尺八の名人福田欄童。名前を聞いただけでは誰も知らない。しかし、「笛吹き童子」の作曲家だと言えば知っている人は多いと思う。つまり、彼は名前よりも作曲した曲の方が有名である。父親は洋画界の異端児だった青木繁である。しかし、青木繁は彼を見捨てた。福田欄童は祖父母に育てられ苦労した。その子供がクレージキャッツの石橋エータロである。石橋エーターロウも父親を嫌っていた。それでも、3代続いて異端の芸術家が産まれている。才能は遺伝かと思いたくなる。

  • やっぱり面白くはない。とても、とても残念。嫌いじゃないのに、なぜか著者のエッセーは面白くない。

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二列目の人生 隠れた異才たちの作品紹介

どんな分野にも歴史に埋もれた天才がいる。人を押しのけるのが苦手。あるいは我が道を貫くため、時流に背を向けることも厭わない。彼らは、華やかな名声とともに語られないが、人々の記憶には確かに存在する。貧窮の中で研究を続けた大上宇市。徳島に生きたポルトガル人モラエス。日本山岳会生みの親、高頭式。幻の料理人、魚谷常吉。画家の篁牛人、島成園。尺八奏者の福田蘭童。水泳選手の橋爪四郎…。様々な異才16人。そのゆかりの地を訪ね、素顔と偉業にあらためて光を当てた。名声より大切なものは何か?それを追い続ける情熱はどこからくるのか?真の「一流人」は、時代が変わってもゆるがない。現代を爽快に生きるヒントが見えてくる伝記エッセイ。

二列目の人生 隠れた異才たちはこんな本です

二列目の人生 隠れた異才たちの文庫

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