淋しいのはお前だけじゃな

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著者 : 枡野浩一
制作 : オオキ トモユキ 
  • 晶文社 (2003年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (132ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794965998

淋しいのはお前だけじゃなの感想・レビュー・書評

  • 枡野さんの詩や文章にハマり中。

    だれからも愛されないということの自由気ままを誇りつつ咲け

    両親のパロディとして子は生まれどこまでずれていけるんだろう

    この二つの短歌が印象に残った。

    また、文の中で枡野さんの友人が言った
    「永遠の愛なんて、やっぱりありえないと今でも思うけれど、たとえ一瞬でも『永遠に好きかもしれない』と思えたから、その一瞬の記憶があれば、一生やっていける気がする」
    という言葉が素敵だった。

    谷川さんもいってたけど、恋をするって詩人になることなんだなぁ。なんだか毎日詩を読んではきゅんきゅんしている。淋しいのかなぁ。
    14/04/18

  • 参りました。
    何だろう、同年代だからか?
    女々しく、何も考えず、気弱で、ときに突拍子もなく、優しく、破滅的で、、、、、

    自分を見ているようで。
    甘く苦しく切ない。そんな過去を思い出したよ。

  • 『ワコール・ニュース』で連載していた『現代短歌(みじかうた)』の単行本化。
    枡野さん曰く、「断片的な自伝のよう」なエッセイ。

    短歌とエッセイが1セットで綴られている。

    「じゃあまたって
    言いかけてから切れたから
    またかけちゃった
    ゴメンじゃあまた」

    恋しているうきうきした感じがして、好きな歌。

    オオキトモユキさんによる独特のイラスト、実はストーリー仕立てでイラストにも時間が流れている。
    全部読み終わった後にイラストだけチェックして、ラスト、切なさに襲われてしまいました。

    ヤラレタ。

  • オオキトモユキ(トモフスキー)が絵を描いてる本と知って、図書館より拝借。本の下に最初から最後までトモフワールドが流れる。本の上は、枡野氏の短歌とそれにまつわる小話。

    「永遠の愛は、一瞬の記憶の中に、永遠に存在する」
    ごちそうさま! どうぞ永遠にお幸せに! 今度ぜひ不倫しよう!

  • よかったです。文も挿絵も。それぞれにじっくり読みました。
    短歌って自由だ!!!と思いました。
    タイトルで冷めた目線なのかしらんと思ってましたが
    純情な男の人がいました。

  • 言葉の組み合わせが新鮮で面白かった。でも過剰な自意識が透けて見える気がして苦手だった。

  • 短歌+エッセイ集だから、ちゃんとした粗筋は無いのだけれども...。

    なんだろう、このもどかしい様な気持ちは。
    なんだろう、この懐かしい気持ちは。

    そう思えるエッセイ。
    昔の感覚やなんかが文章になった、と言う感じ。
    そう思わせる文。

    どこか懐かしく、どこか切ない複雑な思いが文章になっていて、その文章の前に短歌が入ってるんだけど、この短歌がまた良くってっ!ハッとさせられるモノが多かった。また共感出来るモノも多かった。

    どこか切なくなるんだよ、もどかしくなるんだよ、懐かしくなるんだよ、アンニュイな気持ちにさせられるんだよ!
    おれの言葉ではウマく言えないけれど、少なからず、エッセイ集では久しぶりのヒット、って言うか名著だと思う。

    本として薄いし、文字も大きめなので1〜2日で読めるのもgood!

  • 静かで淡々としていて。
    悲しいことも、嬉しいことも、全部全部、自分のものにして。
    そんな印象を持ちました。
    読み終わるのがもったいないなぁって思う気持ちは、
    「もう少しこのまま一緒に居たいのだけれど」
    …なんて、恋してるときに発してしまうセリフに似ている。

  • トモフの絵がいい。トモフ目当てで買ったよ。

  •  短歌だけじゃなく、文章もおもしろい。
     言葉の選び方にも、センスってあると思う。短歌っていう、削り込まれた表現の世界に居る人だからかな。

  • 短歌とそれにまつわるエピソードの構成。

    枡野さんの距離感とか言葉の感覚が非常によくあらわれている作品ばかり。かなり楽しめる。短歌自体はほかの作品で読んだことがあるものも多いが、そんなの気にならない。こんな文章の書ける大人になりたいような、なりたくないような。

    VillageVangardで購入。安い。同期に淋しいの?と聞かれた。淋しいような、淋しくないような。

  • カバー絵 / オオトモユキ
    ブックデザイン / 篠田 直樹(blight light)
    帯文 / 室井 祐月
    エッセイ初出 / 『ワコール・ニュース』1996年7月号~1999年10月号(全面加筆修正。原稿5本割愛)

  •  読了。文章上手いなー。四百字詰め原稿用紙二枚分のエッセイと短歌。日常のシーンや人柄について読んでいて、「こうやって切り取って、こうやって投げっぱなしにすると良いのか」と思いました。短歌では「今夜どしゃぶりは屋根など突きぬけて俺の背中ではじけるべきだ」が好き。

  • タイトルのあとに続くのは 「い」 なんじゃな 「いかな」

  • 短歌とそれに連なるショートストーリー。
    「つきあってまだ日が浅いので傷つけかたがよくわからない」など好き。

  • ひとめ惚れ。
    文章に。

    短歌とエッセイ。
    歌人の書く文章はリズムがよくて好き。

    やっぱり男のひとの方が繊細でロマンチックな生き物だと思う。
    女よりも。

  • 枡野氏の短歌は好き。短歌+エッセイの本です。ぺろりと読めて何度も読める。

  • 新感覚の短歌。
    短歌とそのあとの小話で、展開されてます。
    独特の世界観を増す、かわいい絵と一緒にね。

    ふっと気がづかされるようなモノや、
    なるほどなと思うモノもあり結構面白かったな。

    +++ひとつピックアップ++++
    感染はあの冬の日の     
    それっきり潜伏期間九年の恋 
    ++++++++++++++++

    なんか好きだよ。
    恋とは本来病的なモノだよね。
    いいかも。

  • 短歌とそれにまつわる文。
    若くて、つっぱってて、不安で、人にやさしくなれない余裕のない青春の青臭さが照れくさい。読んでる私が照れくさいのだから著者の勇気は凄いな〜。作家って自分を切り売りするものなんだね。若かりし日のエピソードの端々にスマートなやさしさがにじみ出てて、気持ちの良い読後感です。好きなのは

    今夜どしゃぶりは
    屋根など突きぬけて
    俺の背中ではじけるべきだ

    タイトルと中身のギャップあり。これって照れかな〜?

  • これを読んで短歌をやってみようかとおもったけどだめだった。

  • 大好き桝野。短い文章に短歌が載っている。馬鹿だなと思うのに切なくなったりする文章。

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