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- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794966827
作品紹介・あらすじ
大倉陶園は大正8(1919)年、大倉孫兵衛と和親父子によって創業され、現在その製品は世界中で高い評価をうけている。「英国の骨粉焼(ボーン・チャイナ)、仏国のセーブル、伊国のジノリー以上の…この上なき美術品を作りたし」初代園主孫兵衛の夢をうけて、大倉陶園を世界のトップブランドに育てあげた初代支配人日野厚の生涯をたどり、日本で最高級の洋食磁器をつくった人々の苦闘を描く。
感想・レビュー・書評
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大倉陶園の歴史を知ることで、近代産業の発展も併せて学ぶことができた。
海外のマイセン、ジノリ、ウェッジウッドと名だたる窯元直接訪れ、
そこから学び、国内の窯業に尽力し続けた姿勢に頭が下がる。
日本のものづくりは、自動車や機械だけじゃなく、
こうした小さなものにも息づいていることを教えてくれた。
だからこそ、世界の大倉が存在し続けている。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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