- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794967237
感想・レビュー・書評
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ブックガイドブックは好きだ。とはいえ、古本や珍本・奇本の類に限られるけれど(笑)
で、この本で紹介されている書籍の多くは、現在でも入手可能である。ただし、そのタイトル通り全く売れていないであろう…
著者は自重気味に語る。『自宅で夕食会というとき、それが金持ちの家だったら「友達も連れて行きたいんだけど」と言っても、用意が無いからと迷惑がられるだろうが、貧乏人だったら「いいよ、みんなでわけよう」ということになる。そう無理矢理信じて、僕もまた本を買い続けてきた。売れない本を作って、売れない本を買って……そうやって本まみれの無駄な人生を、いつか終えるのだろう』
売れる売れないと言う、もっとも基本的なスタートラインを結果的に飛び越えて(あるいはくぐり抜けて)、そうやって本バカは生きてゆくのか。絶版本はできるだけ僕が買って手元に置かなきゃ、いつかこの世から無くなってしまうと思う私も、馬鹿の末席に加われるだろうか(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分が読みたい本だけを全力で追い続ける!どんな恥ずかしい本でも他の本で隠してレジに持っていったりしない!紀伊国屋のカバーなんかかけない!そういう読書人に、私もなりたい。
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2015/06/24
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2018/07/04
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA85169251 -
めくってもめくっても全く知らなかった世界や、見ないように言われていた部分を見せつけられて、時間がかかったが好奇心を刺激され、読み終えた。
こだわりの強い本屋に驚き、いくつもの類書のない本を作った人がいたことに感動した。まだまだ本は捨てたものじゃないと思わせてくれた。
誉め言葉はきれい過ぎてひいてしまうところがあるが、著者の本への熱い思いが形になっている。それゆえに、どの本も誰かが叫ばなければ、表に出てこない現状を憂いている。
世界の本の存在をもっと身近に感じられたら、どれだけ心強いだろう。
今は本だけではない。一生かけても読みきれない蓄積の海をただ浮遊するのを楽しみたい。 -
2008年2月28日、初、並、帯付
2015年9月28日、白子BF -
#『だれも読まない本は〜』ではない点に留意。(自分すら!)読まない本かもしれない……でも、買うんだよ!!の意気地に題だけで棒泣き。
#「BRUTUS」では絶対紹介されないような地方の、例えば人口70人の村の本屋。文学系でも政治系でもないため肩身が狭いロシアのヘヴィメタ地下出版誌と、そのアナーキーな印刷方法(限定3部)。流行ってそうな古着屋CD屋の棚に勝手にミニコミを置いてきてしまう「万置き」って、なにその流通。ていうか、そもそも本っていったい何だっけ? と書籍の、書店のイメージをごんごん更新してくれるステキ本。
(2009/07/30) -
逆張り?開き直り?
ハズレ本は当たり本! -
「ベスト珍書」つながり。
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それにしても本はたくさんあるな。。