- Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794968838
作品紹介・あらすじ
東京・桜新町にある、不思議な存在感を放つ古い一軒家。
〈インドカレー食堂 砂の岬〉
昼夜を問わず、いつもたくさんの人で賑わっている。
いま話題のカレー店は、どのように誕生し、運営しているのか?
カレーづくりを学ぶため、インド各地の食堂や家庭を巡ったころ。
移動販売の日々と開業資金を確保するための計画。
時間と手間を惜しまず自分たちの手で内装工事を行った店内。
営業は週4日? 1年に3カ月はインドへ?
自らのスタイルを貫きながら、理想の味と心に残るサービスを追求する、インドとカレーに魅せられた夫婦のものがたり。
感想・レビュー・書評
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「砂の岬」まだ行けていないけど、読んでまたさらに行きたくなった。
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若い男女が出会い、南インドカレーに魅せられ、二人だけでカレー屋をつくる。
自分の好きなことを好きなだけやることの楽しさと苦労が描かれている一冊。
夫になる克明さんの視点を中心に話が進んでいくのだが、妻となる有紀さん視点の話が時々差し込まれ、そんな風に見ていたんだとグっときます。
カレー好きな人はよく、「南インドカレーが世界一うまい」と言う。
読んだ後は砂の岬に思いを馳せながらカレーを食べたくなること間違いなし。 -
世田谷の夫婦でやってる小さなインドカレー屋さんのこれまでとこれから。
ストイックなまでにカレーのことを、追求するご主人のカレー、そこまで言われると食べに行きたいな。
ミニマリスト流行りの昨今、インドで出会うときめいたものを沢山買うところ結構良かった。 -
2016/11/09 読了
好奇心が導くままに生きてみたい。
こんな風に好きなこと追求してみたい。
インドに行きたくなった。こんな風に旅してみたい。
綺麗なものしか興味なかったけど、無骨なものとか質素なものの良さに気づけるようになりたい。 -
世田谷にあるカレー屋『砂の岬』店主夫婦の本。
不器用ながらもインドでカレーの技術を学び、お店を作るまでの体験談。
インド旅行記としても楽しめる。
今度はお店に行ってみたい。 -
673.9
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カレー食べたくなる。
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少し前にお店に行ってみた。
ようやく読了。こんなにこだわっているのだから、また
お店に行ってカレーはもちろん、空間そのものを楽しんできたい。同じカレーを提供するのでも、移動販売とお店を構えるのとは全然違うのも興味深い。 -
タイトルの通り、不器用なひとたちなんやろうなぁと思う。それは、本の内容ももちろんあるけど、このシリーズの本を書いているひとたちはみんなそうやと思うから。でも、本書のひとたちに関しては焦燥感みたいなものはほとんど感じられない。そういうところに芯の強さを感じた。ほんまに、なんでも突き抜けたらそのまんま職業になっちゃうのね。
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美味しいインドカレーを食べたい&久しぶりにインドに旅したい衝動に駆られた一冊。