ローカル線で地域を元気にする方法: いすみ鉄道公募社長の昭和流ビジネス論

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著者 : 鳥塚亮
  • 晶文社 (2013年7月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794969071

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ローカル線で地域を元気にする方法: いすみ鉄道公募社長の昭和流ビジネス論の感想・レビュー・書評

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  • いすみ鉄道の鳥塚社長のブログの再構成
    ブログを読んでいない人に、鉄道単体で採算が取れなくても、大局的に地域を活性化する核として鉄道が使えることを説く。

  • いすみ鉄道の鳥塚社長が書かれているブログ http://isumi.rail.shop-pro.jp/ をもとに構成されています。
    社長に就任されてからの取り組みなどが中心かな?と思いながら読み始めましたが、実に多岐にわたる内容でした。

    取り組みも紹介されていますが、ビジネス書のようであり、自己啓発書のようでもあり、この1冊でお腹一杯です。
    とくに僕と同業の方に薦めたい一冊となりました。

    いちばん印象に残ったのは、「電車は大人の事情で走っている」のそば屋さんの話です。
    「うちはこの地域になくてはならない店だ」と思っていれば、いつか消えてなくなる可能性が高い…。

    そば屋さんでなくても、どの世界にも当てはまる言葉だと思います。
    お客様をお客様と思えなくなっては、地域に生きる資格もないわけで…。

    それから新しい世界に飛び込んでいくときの「よそ者の仁義」の話。
    新しい世界に飛び込んでいこうとするとき、上から目線になってしまうこと、僕にもありました。
    こうすればすぐに良くなるのに…なんて。

    幸か不幸か痛い目を見たのち、上にも下にも礼儀正しくなっていたわけですが、結果としてそれが良かったようです。
    と思っていながら、つい忘れてしまいまた痛い目を見てしまうこともありますが…。
    口はばったく思えば、Twitter上にはそういう人、ちょっと多いように感じます。

    鳥塚社長が航空業界に長くいらっしゃったということで、鉄道業界との比較はとてもためになりました。
    当たり前と思っていることが、実はそうではない…、僕など転職して今の業界に入ったので、そういう気持ちは持ち合わせているつもりでしたが、まだまだ(あるいはすっかり忘れていた)でした。

    僕の小さな心がけとしては、可能な限り顔見知りのお客様には一言添えるようにしています。
    「いつもありがとうございます」「おはようございます、行ってらっしゃいませ」くらいなら、すぐできますしね。
    次はお名前も覚えられれば…、もちろん個人的なものですが。

    いすみ鉄道を訪ねるうちに、嬉しいことに顔を覚えていただけていることが増えてきました。
    とても嬉しいことは、僕も仕事でやりたいものです。

    しかし本文にありましたが、「今日も来てくれたの?奥さんに怒られない?」
    ええまぁ、たまーに、いや、しょっちゅうかな…(笑)。

    こういうプラスアルファ、基本ができていなければ元も子もありません。
    基本を確実に行うのは当たり前、そこは勘違いしないように改めて気合いを入れました。

    締めくくりの「幸せになる方法」。
    僕も仕事中は、みんなが幸せになるように…と内心念じています(本当)。
    そのおかげか、たまに嬉しい言葉をいただいたり、ありがたいことです。

    そのぶん僕も、お客様はじめ周りの人たちに、ラッキーと思えることをしなければと思います。

    さぁ、またいすみ鉄道に行かなくっちゃ!
    もちろん皆様も是非…、その際は東京駅から、特急わかしおに乗ることをお忘れなく(笑)!

  • 千葉県にあるいすみ鉄道。このローカル線は存続が危ぶまれていたなんてうそのように地域を元気にしています。そのきっかけは公募社長としていすみ鉄道にやってきた元航空会社部長。「来ても何もないところです」を売りにして人が集まるようになりました。地域を元気にしたこの方法は捉え方を変えることで見えてくる驚きにあふれたものです。

  • いすみ鉄道公募社長のメルマガ再編集。
    著者曰く、地域の再生には「よそ者」の力が不可欠。
    しかし、「よそ者」にもマナーや節度がある。
    完全なるよそ者の著者はうまく地域に入り込んで街の象徴となった。
    マーケティング的な発想からすべてを考え、実行している。
    ターゲットを鉄道ファンに絞り、戦略を策定する。しかし、電車に乗らなくてもいいですよと地元の人にはハードルを下げ、活性化の参加を促す。
    企画だけではなく実行力・忍耐力もなければ成功することはなかっただろう。

    ■メモ
    ・ブランド化するには生活必需品じゃないものの方が楽。
    ・三丁目の夕日が懐かしいという世代は本当は存在しない。DNAに刷り込まれている。
    ・うちの鉄道は地域になくてはならないと思うのは独りよがり。マーケットインできていない。

  • ずいぶん前に読み終わって未登録だった一冊。乗ったことのない路線には積極的に乗りたがる自分にとっては、ローカル線もアイデア次第でおもしろい取り組みができることにとても可能性を感じました。人が減っていく中で、交通インフラも減らさざるを得なくなる状況はわかるけれど、奥トレも人がいないところに行くからこそ楽しめるところもあって、こういう動きは応援していきたいなぁと思いました。

  • 赤字ローカル線再生ぬ向けての第一声が「乗らなくてもいいです。車できていただいて、お土産だけ買っていただければ結構です。」目的地までお客様を運ぶという鉄道本来の役割をあえて放棄する奇策に打って出ている。ハードルを低くして顧客が簡単に来れるようにすることで潜在需要を開拓する戦略だ。矢継ぎ早の斬新なアイデアで赤字ローカル線は瞬く間に観光の柱となる。地域再生ひいては日本再生の秘策が随所にちりばめられている。

  • 読むとものすごく元気になります!昨日、地方創生相の任命がありましたがそれぞれの地方で鳥塚さんのやっているようなプロジェクトがどんどん起こる状況をつくってもらえれば、と思ったり…でも、上からの政策に期待するよりミクロなラブをどれだけ大切にするか、がポイントなのかもしれませんね。名言「ハワイに行こうと思わない人はとハワイには行けない。」

  • 140328.杉浦さんからの紹介
    鉄道会社の視野狭窄の話

  • 新着図書コーナー展示は、2週間です。通常の配架場所は、3階開架 請求記号:686.067//To69

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ローカル線で地域を元気にする方法: いすみ鉄道公募社長の昭和流ビジネス論の作品紹介

廃止寸前の赤字ローカル線に公募でやってきた社長は、筋金入りの鉄道ファンにして、元外資系航空会社の運行部長。陸も空も知り尽くした「よそ者社長」の斬新なアイデアで、お荷物だった赤字路線は活気を取り戻し、またたく間に地域の観光シンボルに。はたしてその秘密とは?<br>「乗らなくてもよいです」「来ていただいても何もありません」など意表をつくキャッチフレーズと、鉄道ファンの心をくすぐる抜群の企画力で、いま全国から注目を浴びる著者の、体験的地域ビジネス論。<br>ローカル線には「商い」の素がたくさん埋もれている! 地域とひとを元気にするヒントがここに!<br>

ローカル線で地域を元気にする方法: いすみ鉄道公募社長の昭和流ビジネス論はこんな本です

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