失敗すれば即終了! 日本の若者がとるべき生存戦略

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著者 : Rootport
  • 晶文社 (2016年1月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794969156

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失敗すれば即終了! 日本の若者がとるべき生存戦略の感想・レビュー・書評

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  • テレビや新聞で知ったニュースネタについて、その場で語られている雰囲気のままの意見を、「みんなの意見」とか、「常識」として自分より若いひとたちにお説教する愚をおかさないためによい本です。

    あふれるブログ本の一冊ではあります。

    でも、きちんと調べてエビデンスにあたり、自分の見解、自分の意見として消化した上で世に問う姿勢は見習うべき点がたくさんあります。

    女性がしごとを続けたがるからこどもが増えない、とか、ワカモノがリスクをとらないのが問題、モノを買わないから問題、と、今や暴論になった意見を職場や飲み会で披露して軽蔑されないための教養本の一冊になるはずです。

    「消費」だけしていればそれでよかった世代に属していることを、自覚するかしないかが、とても大きな差になると感じさせられました。

  • 介護施設に独りぼっちで放り込まれて、子供はまったく面会に訪れない。日本語も満足に話せない低練度の外国人介護士から虐待されて、殴られるのが怖いから糞まみれのおむつを必死で枕の下に隠そうとする。これが、2050年に私たちを待つ老後だ。少子高齢化って、そういうことだ。
    産まれた子供が経済活動に参加するまでには20年以上かかる。したがって、35年後の地獄を回避するには、今ここで対策しなければ手遅れになる。

  • データから、なんとなく思ってしまいそうな勘違いを解きほぐしてくれる本。
    作者が20代のときに考えた内容をまとめた本で、自分もこんな論理的に話せるように、考える癖をつけていきたいと思わせる内容でした。

  • 日本がもう行きづまりの最後の部分にいるのか、それとも次の世界への最先端にいるのか、誰もわからない。

  • 人の親は子供に投資しすぎるという指摘が面白い。

  • 単純な問題提起として「2050年には若者1.2人が老人1人を支える」推計からスタートし、予想される悲惨な未来を避ける解として「若者が安心して子供を作れる環境」を導き、そのためには若年層に「『世帯』年収500万円」とその所得以内でも子供に十分な投資=教育ができる制度設計が必要だ、という至極まっとうな主張。

    少子化の原因を「価値観の変化」といったイデオロギーではなく、統計データによる検証と、人間を一個の種として見たみた場合の生存戦略(子供への投資)で説明してあり、自説の押し付けではなく、仮説の提示と検証、推論を淡々と進めていくスタイルは読んでいて心地よい。

    「世帯年収500万円」周辺の中流層を壊滅させ、一握りの勝者と圧倒的多数の敗者を作る「格差の拡大」が資本主義の必然だとしても、経済学は熱力学のような「科学」ではなく、人間の行動は変化する。

    我々は「民主制」「高等教育」「人権」という過去からの遺産を受け継いでおり、「インターネット」という人と人とをつなぐ手段を手にしている。未来は決して明るくはないが、不可避の破滅しか残されていないほど絶望的ではない。

    では何をすればよいのか。

    まずは自分の考えを言葉にする。語る。

    見知らぬ他者からの嘲笑を恐れて言葉を失い、無責任な評論に同調して何かすっきりしたような気持になる。そんなことはやめて、自分の「考え」を言葉にしてみる。
    そこから芸術が、政治が、自分の人生が始まる。


    ...やっぱり恥ずかしいな。

  • タイトルと冒頭を読んで買いましたが、後半は特になぁ、という感じ

  • デマこいてんじゃねえの書籍化。タイトル煽りがひどい。中身はブログの再編成なので短編集。面白くはあるけど、人生戦略って出てきたかなあ?少子化の問題、既存の理由を潰すところなんかはどこかで読んだことがあり退屈だなあと読んでたけどその先の展開はわりとぐいぐい引き込まれた。

  • いつもいつも唸らされるブログ「デマこい」のまとめ(+加筆修正)。

    あくまでブログ記事を再編集したモノなので仕方ないと言えばそうなのだけど、タイトルの前半(=少子高齢化に代表される日本の現況への警鐘)と後半(=我々はどう生きるべきか)がうまく繋がっていない印象を受けた。個々の記事が独立した、それこそエッセイ集のつもりで読んだ方が混乱は少ないかも(ただし、エッセイにしては濃いめ)。タイトルもおもしろいとは思うんだけど、こういう形でまとまると凡百の自己啓発書に埋もれやしないかと要らぬ心配をしたくもなる。

    進化心理学的なアプローチで日本の少子高齢化の原因(HowとWhy)を解き明かしていく様は、ジャレド・ダイアモンド『人間の性はなぜ奇妙に進化したのか』を思い出させる。内容が被ってる部分も大きいし、再読リスト入り。


    ともあれ、「かくありたい」と思う自分への道筋がまた少し立った気がする。まずは、この本にツッコミ(デマこいてんじゃねぇ!)を入れるようになるところから。

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絶望してる場合じゃない! ブログ「デマこいてんじゃねえ!」作者による、未来が予測できない時代のサバイバル思考法。
社会に漂う閉塞感・不安感。人口が減少しこれ以上の経済成長は見込めない、少子高齢化で現役世代の負担は増える一方。あらゆる仕事が機械化・自動化され人間にできる仕事が減っていく。情報化のスピードが速すぎて10年後の未来がまったく予測できない……。そんな時代に、飛び抜けた能力を持たない「ふつうの人間」がとるべき生存戦略とは? 格差化・情報化・少子化の壁は超えられる! 新時代の生き方マニュフェスト!

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