11歳からの正しく怖がるインターネット: 大人もネットで失敗しなくなる本
- 晶文社 (2017年2月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794969552
作品紹介・あらすじ
炎上した投稿は、消してはいけない!?
一度ネットで起こしてしまった失敗=炎上は、
進学・就職・結婚など、大事な場面でくり返し
あなたの人生の邪魔をする。
毎日数十万人が行き交う東京渋谷のスクランブル交差点。
数十万人が行きかう場所で、携帯番号から住所、趣味・嗜好まで
あなたは自分のプライベートな情報をボードに書いて掲げられますか?
ネットに何かを書きこむというのはそれと同じ、いやそれ以上のことです。
しかも、掲げたボードは下せるけど、ネットへの書き込みは二度と下せないんです……。
日本全国40万人以上に伝えられた、
ネットを安全・安心に使うための「絶対に失敗しない方法」を
イラスト入りでわかりやすく紹介。
▼「ネットの正体」、バラしちゃいます。
炎上ニュースでは絶対に報道されない「炎上の本当のリスク」や、
万が一、炎上してしまったときの対応策、ご存じですか?
はたまた、大人が知らないインターネット
(迷惑メール、隠れスマホ、ネットバトルetc)とうまく付き合う方法は?
とにかく、ぜんぶ知ってしまえば、もう怖くない!
ネットを「普通の道具」として使うために必要なこととは。
感想・レビュー・書評
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〉ネットだってクルマと同じただの道具です。(略)クルマに乗るときと同じように、最低限の知識を持って使ってほしいのです。(p130)
各所でネットの安全利用について講演している著者による子どもと親へのネット説明書。
概ね必要なことが過不足なく書かれています。良書。
小6長女に契約なしのスマホを与えているので、親子で読みました。長女は読んだと言っているけどどこまで真剣に読んでくれたのかな…?でもやはり学校でいろいろ教わっているようである程度は分かっているみたい。
フィルタリングとペアレンタルコントロールでいろいろ制限かけてますが、本当は自分で使う時間決めたり、宿題やってから使うとかしてくれれば理想です。まあそんな運用は大人にも出来ないですね…。
早いうちからネットに触れている方がいろいろ極端なことになりづらいと思っているのですが、正解のない問題は難しいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
目から鱗な知識が盛りだくさん!
オトナも子どもも必携・必読!
どこに気をつけてネットを使えばいいか、誰でもサクッとわかる1冊。
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ものすごく読みやすい文章で、あっという間に読み終えてしまいました。
11歳から、とありますが、むしろオトナがまずは読んだほうがいい1冊でしょう。
ネットの世界では“どんな”個人情報があぶないのか、一枚の写真にあるどんな情報から個人が特定されるおそれがあるのか、個人が特定されるとどんな危険が現実に起こり得るのか…
それらが具体的にわかるので、どこに気をつけて投稿したらよいのか理解でき、とてもタメになりました。
「こんな投稿が危ない」という具体例では、その投稿からわかる情報がポンポンと書かれていて、背筋がゾクッとしました。
特に14~43ページまでの内容は、今すぐ親子で読んでいただきたい内容です。
自分自身の人生を大切に生きるためにも、本当に必要な情報が、そこには書かれています。
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ネットは“道具”であり、それを使っているのは人間なのだから、「日常でやらないことはネットでやらない」(42ページ)という1つの線引きがとても明確でわかりやすかったです。
今の社会ではネットを使わずに生きることのほうが難解であるが、ネットを使っているオトナでさえも、何に気をつけたらいいのかよくわからずにネットを使っています。
親を含めたオトナがわからないことを、子どもに教えることはできないので、結果、何に気をつけたらいいのかわからないまま子どもたちもネットを使い始めてしまいます。
親が子どもをいつまでも守ることはできません。
だから子どもは、自分で物事を判断する力をつけていかなければなりません。
この本はその力を子どもが獲得するためのヒントを、読者に与えてくれる1冊だと思いました。 -
[墨田区図書館]
江東区図書館の「ぶっくなび(2021年3月)」にて紹介。
「毎日数十万人が行き交う東京渋谷のスクランブル交差点。
数十万人が行きかう場所で、携帯番号から住所、趣味・嗜好まで
あなたは自分のプライベートな情報をボードに書いて掲げられますか?
ネットに何かを書きこむというのはそれと同じ、いやそれ以上のことです。
しかも、掲げたボードは下せるけど、ネットへの書き込みは二度と下せないんです……。」
この説明は分かりやすいかも。理解しているつもりでも自分の知らない流行や常識が続々と出てきているかもしれないから、一応読んでおこう。
よくあるように、ネットでやってはいけないことと普段あまりやらないことを
GREEの社員である筆者は、CSR活動の一つである「ネットの安全利用促進」のために全国で講演会を行っているらしい。GREE、、、聞いてもイマイチピンと来ない。ロゴを見たら少し見た記憶もしたけれど、全く思い出せないSNSで、調べてみたら2004年2月にスタートしていたこのサービスは、PC版は今年の6月24日に、ガラケー版は先月11月25日にサービス終了して、12月現在はスマートフォン版のみが提供されているらしい。
最初の炎上例はインパクトのある内容なだけでなく、全て実例ということでショッキングな面も子供に与えられるかもしれない。実際にそういった事例を自例として経験する前に、失敗例を身近に知ってしっかり避けてほしい。ただ、ここで紹介されたこと、注意すべきポイントはほぼ知っていた。新たに知ったのは下記の選挙に関するもの。
■18歳選挙権とネット(p.86)
高3の時に18歳なら有権者だけど17歳ならやっちゃダメ!)(高3の時に18歳なら有権者だけど17歳ならやっちゃダメ!
・「有権者がやってOK」
ブログやSNSで候補者を応援、SNSのDMで候補者を応援、動画で候補者を応援
・「候補者がやってOK」
メールで選挙運動、携帯電話のSMSで選挙運動 -
↓利用状況はこちらから↓
https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00540095 -
ネットはあくまでもツールのひとつに過ぎないということ。守るべきポイントがわかれば、とても便利なものであり、上手な使い方を子どもにも教えたい。
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<閲覧スタッフより>
「インターネットは怖い」と言われていますが、本当にネット側だけの問題でしょうか。どんなものも使い方を知らなければ対処できません。ただ怖がるのではなく、まず「インターネット」について学んでみませんか?
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所在記号:007.3||オキ
資料番号:20106677
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