- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794969668
作品紹介・あらすじ
きちんと踵をつけてしゃがめますか?
生活習慣の欧米化などの結果、しゃがめない人が増えています。しゃがむというのは「関節をきちんと折りたたんで、身体を収めていく」という人間の自然な動作の一つです。本書ではしゃがむ=「スクワット」という動作を徹底的に分解して、身体を整えていく簡単な方法を丁寧に紹介します。カラー8p、図版多数掲載。
感想・レビュー・書評
-
そう言えば、「しゃがむ」の反対、しゃがんだ状態から体を起こす動作を表現する動詞ってないなあ。
骨や筋肉の名称がわんさと出てきて、初出で流すと訳がわかんなくなります、注意。
もう少し図解できないのかなあ。いやでも動画でないと余計混乱しそうだなあ。
あと、股関節やら骨盤やらの位置を確認するってのがあるんだけど、如何せんその周囲にお肉が付き過ぎてて…あーうー(-_-;)
四つん這いになることで「内臓の重さ」を感じられるようになるってのは面白い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中村考宏(たかひろ)著「しゃがむ力」、2017.6発行です。スクワット(しゃがむ)で足腰がよみがえるそうです。昔は、かまどでご飯を炊くとき、火吹きで薪の火を調節するとき、たらい・洗濯板で洗濯するとき、和式便所で用を足すときなど日常にしゃがむ動作があったけど、現代人はきちんとしゃがめなくなったと。きちんとしゃがむのは、重力を正しく受けながらしゃがむことで、「安定した」「力強い」「すぐ次の動作に移れる」姿だそうです。ただ、この本自体は説明が多く、専門的で読み辛かったです。
-
身体の使い方に関してはほぼ同意ですし、それらの理論をここまで細かく丁寧にまとめたのはすごいと思います。
身体の使い方を説明しようとするとどうしても抽象的な表現になりがちなのですがこの本を読めば論理的に理解することが出来ます。
ただお腹を膨らます腹圧に関してだけはあくまでも個人的には???で納得できません。
著者の立ち姿が重力に順応した姿には見えないのも気になります。
全体的な評価としては重要な事が凝縮された非常に良い本ですのでおすすめです。