家 (住まい学大系 76)

著者 :
  • 住まいの図書館出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (485ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784795208766

作品紹介・あらすじ

「住吉の長屋」さらにはそれに遡る「都市ゲリラ住居」においてマニフェストされた安藤忠雄の「住」に対する挑戦は、その後の数多い仕事においても堅固に貫かれている。しかし、あいかわらず過密な都市環境の中の狭小な敷地への取り組みにエネルギーを投入する一方、阪神大震災の復興計画への提案にみられる「住」を通しての社会性、公共性の確立に向けた積極性な活動も、もうひとつの挑戦である。本書は、これまでの歩みをたどりつつ新たに語る、住宅設計にかける彼の思想と方法、一九七一年の本格的デビュー作品から最新の住宅までをまとめた住宅資料、さらに、これまで発表された主要住宅論を集めて、安藤忠雄の家づくりの全貌に迫るものである。

感想・レビュー・書評

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  • 今となっては珍しくなった、安藤忠雄氏による戸建て住宅の設計資料が豊富に示されている。

  • 目次
    抵抗の軌跡
    イメージの展開―スケッチから
    住宅論集

  • 図面付き、今や立派なあっち側。

  • この本の後ろのほうに安藤忠雄のいくつかの論文がまとめてあるのだけど、雨の日にはトイレに行く為に傘をささねばならないことで有名な「住吉の長屋」の設計意図について熱く論じた「都市ゲリラ」論は濡れるぐらいかっこいい論文です。

  • 学生の頃買って、最近ちょこっと見てる。
    主に簡単な図面で構成されていて見ていて楽しい。

  • 「家は住む人が作る」という建築家安藤忠雄氏の考え方に賛同する。

  • 安藤 忠雄 / 住まいの図書館出版局 (1996/07)

  • 設計課題で住宅をやる前に、やりながら、そしてやり終わってしばらくしてから読むと良い本。安藤忠雄氏の住宅に関する考え方のエッセンスが文章と豊富な図面で紹介されており、設計のネタ本としても非常に勉強になる一冊。本の装幀も美しく買っても損は無いと断言できる。

  • 小さくはありますが、安藤さんの住宅のプランが満載です。

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著者プロフィール

建築家。1941年生まれ。独学で建築を学ぶ。1969年安藤忠雄建築研究所設立。1997年東京大学教授。2003年同名誉教授。2005年同特別栄誉教授。2010年文化勲章を受章。日本建築学会賞、アルヴァ・アアルト賞、日本芸術院賞、プリツカー賞、高松宮殿下記念世界文化賞、アメリカ建築家協会(AIA)ゴールドメダル、国際建築家連合(UIA)ゴールドメダル、イサム・ノグチ賞など受賞多数。

「2022年 『安藤忠雄の建築5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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