- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784795234932
感想・レビュー・書評
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読みやすかったです。Amazonのレビューで訳が酷いとあったので、手を出せずにいいたのですが読んでみたら、そこまで気にはならなかったです。家族療法家のうんたらかんたら〜というくだりの部分は確かに、唐突に感じましたが、そういう文脈として読んだ方がいいのかもしれません。ミルトン・エリクソンの現代催眠を身に付けたいという方に、いいのかもしれません。ハウツー本のように感じるかもしれませんが、エリクソン・アプローチでクライエントさんとコミュニケーションする上での姿勢についてもしっかりかかれています。私は、最後に書かれている、ベティ・エリクソンの自己催眠についての説明を読んで、著者の「リフレーミング―心理的枠組の変換をもたらすもの」に書いてある意味がわかりました。この後に、森俊夫先生の「ブリーフセラピーの極意」を読むと理解が相互に反響するのかもしれません。
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再読。
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エリクソンの催眠誘導を主に言語的な側面からNLP創始者のバンドラーとグリンダーがまとめたもの。
決定版というよりはエリクソン的な催眠誘導の入門編として使いやすいかと思います。
エリクソンの治療やコミュニケーションスキル全体の深みについては触れていないのでそれは他の書籍を参考にしてください。 -
現在ではNLP (神経言語プログラミング) として知られるエリクソン療法の発展形の開発者たちによるもの。エリクソン式自己催眠を紹介したほぼ唯一の本でもあります。
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数あるエリクソニアン催眠の解説書の中でも、最もメカニカルに書かれている。論理的な思考が得意な人には好まれるかもしれない。