アドラー心理学トーキングセミナー: 性格はいつでも変えられる (マインドエージシリーズ 9)
- 星雲社 (1989年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784795235007
感想・レビュー・書評
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この本が1989年に書かれたというのがすごい。野田先生のテンションもすごい。アドラー心理学を概観するには自由奔放すぎる内容。でも、アドラーや野田先生をなんだか好きになれる本です。
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私がアドラー心理学に入るキッカケになった本。加藤さんの本だけ読んでいたら「親のせい」にして終わっていた可能性もありますが、この本で「自分のせい」にできたことは大きかったです。この本のおかげで環境のせいにすることが格段に減りました。まあ、つらいときは時々環境のせいにしているのですが(^_^;)。
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初めて買った、アドラー心理学の本です。対話形式で読みやすく、目からウロコでした。10年以上たった今でもバイブル的存在です。
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これもわかりやすかったけれど、先に読んだ「続」の方が私は良かった。「真剣に生きなければならないが、深刻になっちゃいけない」「感情は行動の原因ではない」「親自身の特権は手放そうとしない」
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£7 ほぼ新品
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再読です。アドラー心理学との出会いの本でした。
改めて読んで新たな発見がいっぱいでした。
瞑想については、マインドフルネスとの関係性についても
考えさせられました。 -
アドラー心理学の全容をざっくり知ることができた。
インタビュー形式なので、インタビュアーの言葉を言い直したりする言い回しのおかげで、本で学習しているだけでは誤解してしまいそうなところも、つっこんで理解できた気がする。 -
アドラー心理学に興味をもったので手にとりました。
結構気付きや学びがあって、刺激的な本でした。
著者のこだわりの部分も随所に出ていて、好き嫌いはあるかもしれませんが、良いアクセントになっていました。 -
これまでアドラー氏の岸見氏訳本を買っていたのですが、
アドラー派と言われる人の本を買ってみました。
えー、事前に入門本でアドラー心理学の骨格をおぼろげながら学習しておいてよかったっす。
そうじゃないと、完全に持っていかれますね。
アドラーベースの野田理論のような気がしますし、軽く宗教チックです。
否定的には見てないですが、最初の本がこれだったらまずい気はしています。
2chじゃ大批判されてますね。
それなりに正しそうな(=個人的に納得の行く)意見を述べている方も多いので
2chだから…と切り捨てるわけには行かない気になりました。
すでに持ってる骨格に、氏の言葉を盛り付けていく感じにしてます。
あと、トーキングセミナーと言うくらいですから、口語体です。
文字にしてしまえばニュアンスは通じないので、
われながらどこまで正しい理解をしてるかわかりませんが、
まぁ、そんな感じでさらっと読むのがいいカナ?と。
最初に基礎は理論構築者の本をと思って、訳本取ってよかった(ほっ)
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今まで読んできたアドラー心理学の本は、「教育」をテーマにしたものばかりだったのですが、これは、もうちょっと広くアドラー心理学全体を俯瞰するような感じの1冊です。
一言で、カウンセラーというけれど、多分、いろいろな考え方(学派)の人が、それぞれの考え方で、カウンセリングにあたっているというのがよくわかります。
そうすると、「自分とつきあいのあるあのカウンセラーは、いったいどんな考え方なんだろう?少なくともアドラーじゃないよなぁ」とか、いろいろ考えたりします。
学校にカウンセラーを入れるときも、けっこう、このそれぞれの学派の考え方というのは、重要になってこないのだろうか?
対話形式で、とってもわかりやすい本でした。
性格の定義とかは、とてもおもしろかったです。確かに、そういわれてみればそうかも。
でも、じゃあなぜ、不適切な対応を憶えてしまうのか(適切な対応こそが、うまくいく手段なのに)という、そのあたりの仕組みは、不思議なものがあります。
ただ、この対話形式というのは、弱点もあって、実は2人いる様に見えて1人だから、ある時点で、予定調和のように理解しちゃうところがあります。
もうちょっと、そこ教えてというところも、ありました。