人イヌにあう (至誠堂選書 1)

  • 至誠堂
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784795302082

感想・レビュー・書評

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  • □  2002/03/03
    「ソロモンの指輪」と一緒に購入。
    古いということは、今では間違いとされていることも記述されてるんでしょうね。でも私は、研究とか学習とか動物を飼うためにとか、そういう必要があって読むんじゃないから、最新の知識はあまり必用ありません。
    「かつてはこう思われていた」といったあたりがむしろ面白かったりします。いつ書かれたのかだけを忘れないようにして楽しみます。

    ■  2013/09/28:読了

  • この間ソロモンの指環を読んで大変面白かったので買ってみました。感想を先に述べるとやっぱりソロモンの指環の方が面白かったなあ、と思いました。

    それにしてもやっぱりうちは今の状況では犬は飼えないな、と思いました。犬が一番喜ぶ散歩を定期的に行える人がいないからなあ…
    確かに犬はかわいいですよねえ。そのかわいさと忠節さを思うと確かに犬がなくなった時のさみしさに勝るものがあります。が。義務も責任も大きい。それを考えてしまうと無理だなあ、と思うのです。

    猫を飼う、の章ではちょっと考えてしまいました。ローレンツ先生によると猫は野生動物なのでいかに贅沢な広い豪邸でも家の中で飼われている猫は檻に閉じ込められた哀れな動物、ということになる。猫はその自由な生活の代償として天寿を全うしなくても仕方がない、と。
    (先生のところはちょっとひどいです。狩猟の罠にかかって死んだ猫や家禽を襲って撲殺された猫とかはそれはすでに飼い猫ではないのでは…?)

    うちの猫は外に出していない室内飼育なのでまあ檻に閉じ込められてはいるの状態なのです。そのおかげで長生きですねえ~確かに。昔は田舎に住んでいたので外をかけずり回っていたのですが今は交通量の多い所に引っ越してしまったので危なくて室内飼育です。これは同じ猫好きな友人にも可哀そうだ、と言われたことがありました。
    でも別に野生動物を飼育したいわけではないし、猫と人が幸せに共存するためにそういう方法をとったわけなのです。飼いだして一年立たずにいなくなってしまったり、車に轢かれたり、どこぞで病気をうつされてしまってもそれが猫だから仕方がない、と言えるならば屋外飼育でも大丈夫なのでしょうが…(あとは周囲の環境ですよね…)

    短くても太い一生が良いのか?日向ぼっこしてまどろむ一生が良いのか?答は出ないと思います。是非猫に聞いてみたいものです。

  • とても古い本
    感動する事もなかった。
    犬との出会いの話だが、今ひとつだった。

  • 動物行動学者のコンラート・ローレンツの古典的名著。読み物としても面白いのは当然、すべての実用書のまえに読む本でもある。理想は高く、現実はだらだらと。犬がだらしないのは人がだらしないからなのね、と肝に命じてやっぱりともにだらけるのです。忠実で愛情に溢れた犬なんて分不相応は本のなかだけで可し。

  • コンラートローレンツの動物行動学入門2冊目の本。夫婦で飼っている犬のお話など、こちらも高校時代に夢中になって読みました。

  •  1966年に出版された、恐らくは犬の行動学について書かれた最初の本。その後に書かれた多くの行動学の本は、この「人イヌ」から発展したものです。書かれている内容は、今でも通用する説、その後の研究で覆された説様々ですが、犬の行動学に興味を持たれた方にとってはぜひ押さえておきたい一冊。

  • 何処を探しても見つからなくて、再度新書で購入。<br>
    ソロモンの指輪とセットで。

  • 歴史的名著とされている

  • 犬(猫もです)好きな人はぜひ読んで欲しいです。人と一緒に暮らし、歩いてきた、家畜とも言えない異なる種類との出会いと奇跡。

  • 思い出の本。ローレンツ本との出会いはコレでした。「“死ぬのが可哀想だから動物は飼わない”というのは、それを越える大きな恵みをどぶにすてるようなもの」byローレンツ(私のおぼろげな記憶による)

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