- Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
- / ISBN・EAN: 9784795837935
感想・レビュー・書評
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生きてゆく為に、人が(全ての生き物が)強いられる苦労と言ったら…
その愚痴をねちねちと書き記し、
積み上げでもしたら、おそらく天まで届くほどの高さになるだろう。
だけど。
まさか、苦しむために生まれてきたわけじゃない。
人は、その感覚のなかに
(嬉しいな)
(楽しいな)
(幸せだな)
を、キャッチできるアンテナをいくつもいくつも張り巡らせている。
そして、それはある意味最も大事な生命維持アンテナ…
で、ある様な気がした。
トニーとさおりご夫婦が巡った
京都を愛でる旅、で、人々が昔から楽しんでいた、
香道(香りを楽しむ)
茶道(お茶を楽しむ)
華道(花を楽しむ)
弓道(弓を楽しむ)
を、見ていると、
一時の快楽とは全く異なる、
もっと精神の深部まで浸透するかのような安らぎの様な楽しみを、
私もわかるような年になったのかなぁ~と、しみじみと共感しつつ読んだ。
年をとったら、
主人と京都を巡ってみたいな。
和菓子作りや、
扇子作り、
骨董品の目きき対決などなど、すごく楽しそうだった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
夫婦で京都の日本文化を体験。
香合や投扇興は昔やったことがあるので、読みながら懐かしく思い出した。
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小栗 左多里
トニー・ラズロ
情報センター出版局 (2008/11)
人気の「ダーリンは外国人」のコンビによるコミックエッセイ
「へ~知らなかったわ」ってこともいっぱいで すいすい楽しく読めました
コミックだからかな(笑
いろな分野の紹介なので総論的になるのは仕方ありませんね
伝統文化がどんどん遠ざかる現代の日本
トニーさんの視点がおもしろいです
≪ 京を愛づ めづらしいもの 再発見 ≫ -
またもや、小栗左多里。
電車通勤を久し振りにしているので、本を読む事が多くなったな。
京都の文化を体験するレポエッセイマンガ。
雅楽と、枯山水はやってみたいな。
しかし、この家族、世界や日本各地と飛び回て大変だね。
相変わらずの読みやすさでした。 -
借りたもの。
『ダーリンは外国人』の著者らが日本の芸道と日本文化について学び、京都を巡るエッセイ。
日本語と英語で書かれた芸道の紹介に、トニー氏によるコラムは日本の芸道や文化を海外がどう解釈するのかというリアルな視線を感じた。
香道を学んでいる身としては、一番最初に紹介されていることに喜ぶ。
初心者にもわかりやすいのは、コミックという図と文章の構成故。コミックの良さを遺憾なく発揮しているのも日本文化か。
言語に詳しいトニー氏と堀井令以知氏の対談は日本語の変遷や過去の表現の話など、興味深いものだらけだった。-
「リアルな視線を感じた。」
へ~
有名だけど読んだコトがない「ダーリンは外国人」。なので、この本から読んでみようかな、、、「リアルな視線を感じた。」
へ~
有名だけど読んだコトがない「ダーリンは外国人」。なので、この本から読んでみようかな、、、2014/07/07 -
> 猫丸(nyancomaru)さま
読みやすいのと、カルチャー・ショック「あるある」ネタのエッセイです。
あっさり読める所が良いです。...> 猫丸(nyancomaru)さま
読みやすいのと、カルチャー・ショック「あるある」ネタのエッセイです。
あっさり読める所が良いです。このコミックエッセイの魅力は、トニー氏の学識もあると思います。2014/07/07
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外国人の夫とのやり取りを描いた漫画エッセイを得意とする著者が、弓道、茶道、香道、華道・・・といったさまざまな日本文化を京都でお試し体験し、漫画エッセイにしてお手軽に読めるようにした一冊。
さらっと読める。 -
マンガで描かれている。
著者が京都で体験されたことをベースに描かれていておもしろい。 -
大河ドラマで蘭奢待を取り上げてたこともあり、香道パートを興味深く読んだ。コロナ禍での体験会はむずかしいのが残念。