古文解釈 はじめの一歩 (駿台受験シリーズ)

著者 :
  • 駿台文庫
3.40
  • (1)
  • (2)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 33
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (117ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796114882

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 古文の解釈に、文法の知識をどのように使えばよいのかということをていねいに解説している本です。

    動詞や助動詞などの文法についての解説もありますが、いちおう古典文法を一通り学んだひとに向けて書かれた内容になっています。文法はどうにか終えたけれども文章が読めないという悩みをもつ受験生には有益なのではないでしょうか。

    ただ、これは著者の本の特徴ではあるのですが、著者独自の分析的な説明がくどく感じられて合わないと感じる読者もいるのではないかと思います。わたくし自身も、なんとなく文章を読んだり問題を解いたりしているうちに、すこしずつ古文の解釈になじんでいったので、かならずしも受験生のころに本書を読みたかったとは思わないのですが、壁に突きあたっていまひとつすっきりと文章が理解できないと感じている受験生は、一度手にとってみてもよいのではないかと思います。

関谷浩の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×