たなかさんの感想
2020年10月21日
ストレートな犯罪ネタが多い。罪悪感からは程遠く、痛みも感じないかれらは、痛みを感じないまま、痛みを感じる人たちに負けてしまう。そこまで含んで、パーフェクトになるのかもしれない。 この作品集も、あとがきが面白い。包帯とパジャマは、惹きつけられる人が多いのではないだろうか。何度となく、うんうんと頷きながら読んでしまった。 とにかく多田さんの絵が好きだ。どうしようもなく好きだ。
ハトリアヤコさんの感想
2014年1月18日
コール・マイ・ネーム! 好き
1963年生まれ。大阪府出身。1986年、「月刊ASUKA」(KADOKAWA刊)でデビュー。以後、『トゥルー・ブルーは決して色あせない』『ディア・ダイアリー ―多田由美 短編集―』など短編集を数多く手がけ、イラストレーターとしての活動も行う。現在は神戸芸術工科大学芸術工学部まんが表現学科にて准教授を務めている。 「2021年 『レッド・ベルベット(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」