約束 (ガッシュ文庫)

著者 :
  • 海王社
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796404129

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  • 何度読み返しても、何度でも胸が痛くなる。
    もう一度思いが通じ合ったときのシーンには、マイファスの「君の唄」が頭の中で勝手に毎回流れています。

  • 生徒会役員・颯×ルームメイト・有也

    母親との関係から、孤独に生きる事がベストとする有也。
    時間をかけ、有也の気持ちを解き恋人となった颯だが。

    冬の章がいいですね。
    戻らない記憶を受け入れようともがく有也の心情がせつない。スケッチブックの件なんかは、それがきっかけで記憶が戻ったりするのも有りの展開だったと思うんだけど、あえてそうならないのも切なさ倍増。
    ただ、颯には、有也が孤独に生きようとしていた過去があることを覚えていて欲しかったかも。

  • 『告白』のスピンオフですが前作は読まなくてもわかります。
    「夏の章」一人きりで生きていきたいと思っていた有也が颯に心を開いて恋人になるまで。
    「冬の章」は突然の事故で離れて4年後。ここからすごく引き込まれました。
    有也がただの健気な受けではなく、颯のおかげで人とかかわり生きていく強さを持っていたので応援したくなるし思い出してもらえず切なくてキュンキュンきます。
    ところで鵜飼さん気になります。

  • 記憶喪失ネタでしたねぇ。 もう泣けましたねぇ。 甘さも切なさも文句なし!でした。 前半の近づき方も良かったですよね。そしてあ~んな所で終わってしまって・・・。 もう相手の幸せのために身を引いちゃう!健気だわ・・・。 文章には4年間の有也の気持ちや過ごし方なんかは書かれていないけれど、もう想像しただけで泣けちゃうし、 何よりもそこかしこに幸せだった時のアイテムが散らばっていて、切なさに胸をぎゅーってされちゃいました。

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