- Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796404709
作品紹介・あらすじ
二人の秘密を知るのは、夜空に輝く月と星だけ-。山奥にある全寮制の名門男子校。著名な政治家を父に持つ香司は自他とも認めるチャラ男で、立入禁止の寮の屋根裏部屋に女子と忍び込んだところ、天体観測をしていた学年一の優等生・昴と鉢合わせする。それがきっかけで屋根裏部屋で秘密の時間を共有するようになり、そっけない昴が時折見せる無防備な表情に惹かれていった。優しくしたい、近づきたい-。ある夜、想いのままに告白すると、戸惑いつつも昴は頷いてくれた。けれど、身体を許しても最後の一線を拒む昴は、何か秘密を抱えていて…?
感想・レビュー・書評
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学生寮、攻め視点。
嘘と秘密ということで、半分くらいまで昴の事が
よくわからないまま進みます。
昴視点なら、もっと切なくて泣けたかも? -
同じ全寮制の高校生同士のお話です。でも屋根裏部屋でのお話がメインなので、あまり学校!とか全寮制!とかそういう感じは少ないです。多分昴メインでのお話だったらもっとグッときたんだろうなぁと思います(^_^;)ラストの香司と昴の初めてのシーンは切なくて良かったです。というか、先生達はできてますよね?そちらがすごい気になりましたw
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香司が昴にハマっていく様子が楽しい。
後半は朝倉と棚橋が気になってしょうがない。
終わり方がちょっとあっさりでした。 -
全寮制の男子校もの!ザ・王道設定!
ボンボンのチャラ男×優等生
どんな軽薄な男かと思いきやものすごい純愛!
後半に進めば進むほど切なさは増し…もどかしくいじらしく悲しい。子どもに親は選べませんからね…。
なにかを変えようと思う意思と行動力はどこにでも必要なものだと思いました。
この高校でもう一本って高遠先生、間違いなく本作品の脇役教師ものですよね?むしろそうじゃない方がつらい!!待ち遠しいです。