不出来な悪魔 (GUSH COMICS)

著者 :
  • 海王社
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本棚登録 : 160
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796406543

感想・レビュー・書評

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  • 逃げがないくらい、痛くて重くてあたたかいです。

  • 素直に愛情表現できない人達。シリアス強め(エロも)精神状態の良い時に読むのがよいかも。
    攻めの裏切りがアイタタなんですが、執着攻めが病み過ぎててて、受けもイっちゃってる、。性格悪い受けはあまり受け入れられないのがマイナス要素なんですが。

    意外とDV攻めの話とか閉塞的で良かった。死なないでね受けの人…(;人;)

    改めて昔の絵柄のほうが好みだなぁと思いつつ、次回作を楽しみにしてます。

  • おー結構衝撃的な話でした表題作。予想外の展開で面白かった!帯だけ見て読み始めて王道だと思って読み進めてたから見事に騙されました。確かに歪かも。わんこで甘く癒されると見せかけて、ざりっとこころを引っ掻くような面白さでした。描き下ろしもそういう面白さでした。そういえば麻生さんって元々そういう作風だった。
    高校生のやつはGUSHあんまり読んだ事ないのに何で覚えがあるんだろと思ったらCIELでした。あ、読んだ事ある。そして好きだったやつ。思いがけず再会出来てラッキーでした。
    で、上の初出見るために出典一覧見たので、次の話は病みBLに載ってたってのを知った上で読んだので良かったです。知らずに呼んでたらえぇー!そんなオチ!ってなってたと思う。救えないの?!って。普通に救って更生させる話かなーって思いながら読んだと思います。知ってたから覚悟出来てたし、きっとそういう終わりだろうなーと。病んでるというか中2というか、2人だけで完結する世界。こういうのも有りだと思います。読んでて痛かったけど!血が。
    最後の擬人化はちょい凝り過ぎてわかりにくかったけど、割と純愛で良かったです。
    前作がぎこちなかったのでどうかなと思ったら、とても面白かったー。

  • アンソロジーの短編が新旧合わせて4編収録されていました。
    表題作は一途でわんこな年下攻×びっち受。斎東はゼネコン会社勤務の美人リーマンで、好みの身体つきのノンケをつまみ食いしてきた、かなりの性悪です。
    外見が好みで純朴そうなノンケの五十嵐と一夜限りの割り切った関係を持ったつもりだったのに、彼からしつこく追いかけられて思わず優越感に浸りいい気分になってる斎東。
    五十嵐が自分以外と親しくしているのを見て腹を立てるくらいにはほだされていたところで、血の気が引くようなまさかの展開が。

    歪んでいます。歪んだ愛を描かせたら間違いない作家さんです!
    斎東のプライドが五十嵐にへし折られた時、本心がはっきりと見えてきます。五十嵐は愛の表現が無邪気におそろしいです…
    斎東はビッチに作り上げた虚像よりも、ずっと素顔は素直でかわいいです。駆け引き上手かと思ったら、意外にヘタクソでした。
    五十嵐の方がむしろいかにも恋愛慣れしたノンケっぽくて、意地悪したり甘やかしたりしてウワ手。
    甘くて痛い話でした。

    「明日、彼らは」は学園モノ。甘くて切なくて胸キュンでした。秘密の体育倉庫がよかったです。こんなカワイイ話もいいです。
    「青いカルテ」はアンソロ『病みBL』掲載作品。高校生とスクールカウンセラーのどうしようもないボコリ愛です。互いに依存しすぎなんだけど、確かに愛があります…!
    これはこれでラブラブな二人だけの世界なので、そっとしといてあげたいです。…むしろ関わりたくないです…

    「流れるように」はリキュール擬人化BL。一応学園モノ設定になっていました。夏水センセのように笑い飛ばせるお話ではなかったです。リキュール業界に詳しければきっとツボにはまる内容なんでしょうね。真面目×やんちゃのピュアな恋愛ものでした。

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