スレイブ・ゲーム (ガッシュ文庫)

著者 :
  • 海王社
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本棚登録 : 38
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796410243

感想・レビュー・書評

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  • 文具メーカーの営業マンの理久は初恋の相手の大梧に会えるのではとメンズ・バーに足を踏み入れた。
    そして再会。
    大梧と仲良くしていた弁護士のトーマに困り事を相談すると引き受けてくれることに。
    しかし後日、その報酬に理久の体を要求されて…。

    理久があまりにも優柔不断で自信がなく相手に流されやすいと読んでいて「しっかりして!」と心の中で叫びながら読んでいました。
    純すぎて可愛くてだからこそトーマに被虐心をそそられ蟻地獄に落とされてと。

    大梧が行動派で強気で全力で理久を助けた所、カッコよかった。

    トーマも悪い奴ではないけどいかんせん変態すぎてそこはもうね。

    恋人同士になれた大梧と理久。
    バカップル丸出しで(笑)
    トーマと大梧の2人にこれから理久は大変になりそうだけど幸せにも、かな。

    作品名から暗く重いかと思っていましたが明るく、大梧と理久のそれぞれお互いに惹かれあっていたのは高校時代からとか、トーマのおネエで変な方向向いてるベクトルが楽しかった。

    ではそのトーマの出るスピンオフ「トリッキー・ゲーム」へ行きます!

  • 婚約不履行で婚約者から賠償金を要求され、心身ともに疲れはてた理久は自身の性癖と初恋の彼に会いたいとメンズ・バーへ行き、大悟と再会する

    大悟と再会し、優しいはずのトーマに助けられたはずなのに、トーマのスレイブにされてしまう理久になんて不幸なの!となりますが

    高校生か?と思ってしまうようなピュアな理久と大悟の恋心(大悟の中身は獣w)を嘲笑うようなトーマの行動が実は、二人よりもずっと大人で懐大きな愛情だとわかると、トーマが俄然愛しくなります。

    この愛の大きさが清涼感を覚える読了感だと思います。

  • 面白かった!
    先生がツイッターで、人格を変えて頑張って書いたといっているだけあり、なかなかの力作。
    獣シリーズとはまったく違う路線。筆を折ってから復活して東西コラボもハードあり笑いありで、この路線もいい。
    今回のはピュアピュア受けが自称オネエ攻めから調教されて、ドロドロになっていく。けれど真の純粋さはそのままで、実は両思いだったの彼とラブラブのバカップルのなる話。

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