Cの福音 (宝島社文庫)

著者 :
  • 宝島社
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感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・本 (389ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796613781

感想・レビュー・書評

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  • 今の時代ではこの方法は通じないだろうなあ。
    本とか読んでるとここ何年かでネットとかITって、
    急速に伸びて行ったんだなあ。
    でも、麻薬とかそういうものは相変わらず。
    人間が根本的な欲に勝てることはないのか。
    ダメ、絶対

  • 楡氏のデビュー作で続編も出ている人気シリーズと聞き、期待をして読んだが、イマイチ好みではなかった。ハードボイルドが嫌いなわけではないのだが、本作品は特に前半がコカイン密輸システムの詳細を説明する「状況描写」が多くて、私には退屈だった。悪役が主人公というのはいい設定だと思うが、やはり恭介ひとりのキャラだけでは、面白さもそれほどではない・・・ ルパンで言うところの五右衛門や次元のような仲間もいないし、フジコちゃんのような女性キャラもでてこない。そういえば女性がちゃんとでてきたのって被害者の雑魚キャラ?だけだったような・・・一応最終章のバトルで盛り上がりを見せるものの、やはり全般的には、辻褄の合うシステムの説明に費やされた感が残ります。システム自体はなるほどなあって思いますけどね。続編を読む可能性は・・・50%程度。

  • 〜2006

  • 朝倉恭介シリーズ第一弾。悪のヒーローものとして秀逸。楡作品にはまるきっかけとなった。

  • <きっかけ>真保裕一氏の作品でハードボイルドにはまって、ほかの作家の作品でハードボイルドな物を読みたいなぁと思ってかったのがこれ。残念ながら読みかけでとまってます。 汗
    いつか読みきる予定ですが…

  •  ハードボイルドっていうのはこういうものなんだな。別にオチとかは重要じゃなくて、かっこよさと雰囲気が大事ってことか。<br>
     面白かった。なかなか。でもそれはこのジャンルを初めて読んだからこその感想かもしれない。

  • 気にはなっていたんですよね・・・。でも、クライム・ノヴェルになかなか触手が動かずにいました。これまた・・・読んだら読んだら〜もう病みつきになりますよん。悪の華・朝倉恭介がこれまた渋い!美貌はもちろんのこと、強さといい肉体美といいもう主人公としては満点。それでいて法の裏側をスルリとすりぬけての完全犯罪がこれまた美しいほどなんですね〜。この悪の華に読者が惹かれてしまうのも、妙〜に納得。なんとなくイメージ的には「クライング・フリーマン」なんですけど、私的には。最近、デビュー作品には本当に驚かされます。その完成度の高さ。楡氏もしかりで、続きが早く読みたいですね〜。

  • 主人公・朝倉恭介がとにかくカッコいいのです。悪なのについつい応援しちゃうぐらい(笑)

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著者プロフィール

1957年生まれ。米国系企業に勤務中の96年、30万部を超えるベストセラーになった『Cの福音』で衝撃のデビューを飾る。翌年から作家業に専念、日本の地方創生の在り方を描き、政財界に多大な影響を及ぼした『プラチナタウン』をはじめ、経済小説、法廷ミステリーなど、綿密な取材に基づく作品で読者を魅了し続ける。著書に『介護退職』『国士』『和僑』『食王』(以上、祥伝社刊)他多数。

「2023年 『日本ゲートウェイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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