南瓜とマヨネーズ

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 352
感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796616348

感想・レビュー・書評

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  • 映画を観て、原作が読みたくなり。

    原作漫画の方が好みでした。

    女子の恋愛に対する不安定さ。
    リアリティがあるのに詩的。絶妙なバランス。

    彼氏と信頼関係を結びたいのに、なにか違和感があり、モヤモヤ。関係が壊れていく。昔惹かれていたモテるクズ男と接触するもやはり、ダメなまま。

    映画は、漫画とストーリーはほぼ同じなのに、表現したい内容が変わってしまっている(ある意味男目線に)ように感じました。

    最後に曲を弾きがたる部分が、
    漫画は、どうにもならない恋愛関係に最後に光のように感じたが、映画だと、なんだかとってつけたように見えました。

  • 普通を丁寧に書いたら、こうなるんだろう。

    ハギオ、いるよ。
    ここまでひどくないケド。

  • 主人公が数年前の自分とシンクロしすぎてて泣いた。

    人を好きになるということ、やさしくすることって何なのか深く考えさせられる本。

  • 人を想うことの刹那と、人と想いあうことの切なさ。
    笑いあえることって、こんなに幸せなんだ。

  • 恋愛模索ラビリンスに深くはまり込んでってる昨今、年々読むのがつらくなってきてる。切ない。

    もっと年取ったら、懐かしい感じって思えるようになるのかなー。

  • コンビニでたまたま見て、絵の線の繊細さに惹かれて買ったんだっけ。
    不器用だけど自分にもヒトにも素直な彼と、好みだけどいつもスルリとかわしていく元彼。ココロの揺れ動きがリアルに切なくて、迷ったときに読み返したくなる。
    一人暮らしの家の中とか、絵の細かいところもリアル。

  • 自分と似ている心の動きを感じて泣いてしまった。

    どうしようもなく好きと思ってしまう人、自分を大切にしてくれる人、自分が大切にしたい人、自分を大切にしてくれない人、、、、

    無意識に増えてしまう"罪悪感からくる「ごめんね」"がわかってしまって、

    お金、生活、夢、情、仕事、プライド、、、、
    全部が生々しくて、近いのに遠くて、妬ましくて、でも今の私の気持ちに寄り添ってくれた本だと思う。
    そのままでいいよとは言ってくれないだろうけど、寄り添ってくれた。
    方法がわからないけど、自分を大切にしたいと思った。

  • 夜中に叫んだり深いため息ついたり涙溜めたりしながら読んだ、ぎりぎりと心に刺さってくる、「絵を読む」ということが楽しめる作品、p104に行き着く流れが………

  • 2018/12/23読了

  • いまいち、いい大人にも良い子にも悪い子にもなりきれない女の子のお話し。
    何事も人生経験ですよ。

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著者プロフィール

1993年『HOLE』(月刊漫画『ガロ』)でデビュー。主に『COMICアレ!』『DAISUKI』『CUTiE comic』『FEEL YOUNG』などで執筆、代表作に『blue』『南瓜とマヨネーズ』『strawberry shortcakes』がある。いずれも映画化され、話題を呼んだ。2007年に出版した『キャンディーの色は赤。』を最後に漫画作品の単行本は出版していない。

「2020年 『魚喃キリコ 未収録作品集 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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