名前のない女たち 企画AV女優20人の人生

著者 :
  • 宝島社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796627696

感想・レビュー・書評

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  • 昨年読んだ「職業としてのAV女優」の著者の出世作ということで読んでみた。出版から既に10年以上が経過しており昨年読んだ本との対比が面白い。が、やはり市況を反映するのは単体女優であって企画女優の状況はさほど変わらないのかも。著者はアダルト業界どっぷりでもないようで客観的な視点で綴られているからこそドキュメントとして読める。エロい読み物としてはオススメしません。

  • 予想通りの内容かな

  • 貧困。虐待。セックスレスと罪悪感。流産。ドラッグ。コスプレが心の鎧。引きこもり、近親相姦など女優の実像をリサーチ。2002年刊行。

  • 読んでいて、とにかくつらい世界。でも、これが使い捨ての世界の現実。

  • うーん・・・

    サンプリング、抽出作業って重要だなと思う。

    ここに出てくる人たちは、いわゆるAV業界の多数というか、象徴するような人たちなんだろうか。この本に登場する女性は、数奇な運命、つらい過去を背負っている人が圧倒的なんだが、AV女優の多くがそうなのかなあ・・・・。

    この本は、過酷な運命を強いられた女性たちの物語、ということですね。

  • 企画AV女優20人のインタビューの話。
    フィクションの世界かと思う話ばかり。壮絶。
    ホームレス、強姦、近親相姦、詐欺、離婚、病気、シャブ中、公務員に看護師。

    この世界に入る人は幼少期に何らかの傷を負ってるのかと思いきや、そういう人ばかりでもなく。でもやっぱり変な人が多い。

    この人たちは、自分の仕事に対して特に負い目も感じてる風でもなかった。
    むしろ誇りを持ってる人が多い。面が割れても平気という覚悟で。

    どんな仕事でも、誇りを持てば充実したワークライフになるのですね。
    中の写真は完全にR指定です。

  • 4−1

  • 衝撃的でした。でも紙一重だ。

  • おもろかったです

  • みんな、濃い。東京には田舎から出てきたが、お金がなくてAV女優になる女性が沢山いることを知った。

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著者プロフィール

1972年生まれ。ノンフィクションライター。AV女優や風俗、介護などの現場をフィールドワークとして取材・執筆を続ける。貧困化する日本の現実を可視化するために、さまざまな過酷な現場の話にひたすら耳を傾け続けている。『東京貧困女子。』(東洋経済新報社)はニュース本屋大賞ノンフィクション本大賞ノミネートされた。著書に『新型コロナと貧困女子』(宝島新書)、『日本の貧困女子』(SB新書)、『職業としてのAV女優』『ルポ中年童貞』(幻冬舎新書)など多数がある。また『名前のない女たち』シリーズは劇場映画化もされている。

「2020年 『日本が壊れる前に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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