僕たちの好きな村上春樹 (別冊宝島 (743))

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  • 宝島社 (2003年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796632034

僕たちの好きな村上春樹 (別冊宝島 (743))の感想・レビュー・書評

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  • 読始:2009,6,23
    読了:2009,6,23


    村上春樹の世界に魅せられたけれど何から読んでいいのかわからない…そんな自身を助けるために読んでみた

    でも決して全作品の要約が書いてあるようなものではない
    村上春樹研究みたいな本ww

    「村上春樹と聞いて連想する言葉、キーワードはなんですか?」

    と問われた時あなたならなんと答えるでしょうか。
    村上春樹ワールドを20のキーワードをもとに様々な切り口からみています

    私自身が先の問に答えるなら

    『SEX/性描写』

    となるんですかね
    他にも『歌』『酒』『音楽』もあげられるが一番となったらやはり上になるかなぁ

    村上春樹作品に関しては既にレビューをいくつか書いており、そこに印象に残ったフレーズをピックアップしている。中には性的描写もあるが本来それは意味をなさない。

    なぜなら、それらも文体や文脈上確かにそこにあるから意味をなすのであり、それだけを抜き出すことは作者の意図を無視したものであると思うから

    だからレビューの抜粋は読んだことのない人にとって、または読んだ人にとってもなんら意味をなさず、結局は自身が振り返ったときのためだけに書いたものにすぎないということ

    ここではもう少しセックスについて触れることにする。
    性描写と一言でいうがこれは大変扱いの難しいものだと思う。
    一歩間違えればただ下世話なだけの、下劣極まりない低俗な文章と化してしまうだろう
    だが村上春樹氏の性描写はそんなものを全く感じさせないどころか卑猥感からも離れているように思われる。読んでもどこかすっきりするところがあるというか爽やか?な性というか…
    これを可能にしてるひとつが表現方法にある
    というのもペニス、ヴァギナ、陰茎、乳首、陰毛、フェラチオ、オナニー、射精、精液、性交………などと直接的な表現で書く。一見これはかなり露骨であり先に述べた一歩間違うことになりそうであるが、当たり前のようにさらっと書くことで、椅子・机・飛行機などと他のものをさすようにある種“記号”的に“無機質”に性器や行為名を受け取ることができるから卑猥な感じを排除できるのではないだろうか

    性とは元来人間が密接に関わり、切り離せないもので何かしらの形で存在するのは至極当然であり、それを特別視してはなから受け付けない、拒絶するというかそういったものを否定的に捉える必要なんてないことを示しているんじゃなかろうか

    オープンな性とそれをいやらしくしないところが村上春樹ワールドの特徴のひとつであり、そこに多くの人がひかれるのではないだろうか



    ここでは私の村上春樹評論みたいな形になってしまったが、本誌では色々な作品をふまえたうえでいろいろな視点から村上春樹ワールドを眺めていて大変面白い



    これを行きたくなったのがノルウェイの森に登場する「(新宿)紀伊国屋の裏手の地下にあるDUG」という店。現在でも新宿西口の地下で営業を行なっているらしい
    1969年当時にあった店舗からは近くに移転したらしいが内装は当時のままだとか
    new DUGとDUG(姉妹店)が同じとおりにあるが当時の内装を残してるのはnew DUGの方らしい
    近いうちに行ってみようと思う

  • 村上ファンは、もう買うっきゃないでしょう!!

  • 最近の中では新しいハルキ解読ブック。まぁまぁ。

  •  内容は数多ある春樹本や春樹サイトのコンテンツを適当につまんできて再構成したようなもので、新しい発見は期待できない。資料部分もどこにでもある程度の大まかなもので資料的価値も低い。デザインはアエラムックの「村上春樹がわかる」を思わせ、表紙の村上春樹のイラストはかなり不気味。強いてあげれば最新作の「海辺のカフカ」にまで触れていることぐらいしか売りはない、それにしたって、あらすじでページを埋めるあきれた手抜きぶり。
     値段が安いので春樹本に飢えている人が一時的に飢えをしのぐにはいいかもしれない。鮮度が落ちれば価値は一気に減ってしまう一冊だと思う、表紙にある「完全保存版」は冗談としか思えない。 こんな粗悪な本なのに生意気にも文庫化されてます(笑。

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