- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796644372
感想・レビュー・書評
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(2021年7月5日 1h)
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学習のいろは。自分では当たり前だと思っていることが、人には理解しがたく、そして伝わりにくい。
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・よい勉強法とは…
①すぐ始められる。
②能力が高くなくてもOK。
③早期に効果が出る。
④経験・理論による裏付けが存在。
⑤根気なくても続く。
・国語
①中学入試問題を解かせるのもよい。
平易な文でとっつきやすく、でも良問。
②独学なら、解説が詳しく、平易な文体で書かれた教材を選ぶ。
③最後に、問題文にタイトルをつけるのも、悪くない。
④説明の際は、文章を図式化したり、絵にしたりも有効。
⑤小説では、登場人物について、確実に言えることを言わせる。
・子供の「もったいない」は、逃げ口上。
「問題集にかかる金なんて、元はとれる」と言っておく。
・「親がうるさい」という生徒には、親の前で勉強させる。
・テレビは、見る番組を絞り、ビデオに録画して、
早送りにして見る。10月開始のドラマは見ない。
受験後にまとめて見よう。
・ゲームは家族が集まる部屋に置く。「家族で楽しむため」に。
ゲームは気晴らしとはなりえない。受験学年は、一切禁止。
・暗記できない?じゃなぜ電話番号は覚えられるの? →必要だから。反復して覚えるから。 -
勉強法の本。小中学生を中心にして勉強を教える塾講師が、その独自の勉強法を紹介する。
暗記の章では、これといって特別なことはのっていないようであるが、逆に正攻法をこれほどズドーンと紹介した本は見ない。
またボールペンを使うという方法にしても、しばしば小技のように載っている本は見かけるが、じっくり扱うのも珍しい。
勉強法の本にはもっと良書はあるが、これを小学生ぐらいで一番最初に読んで、その後にいろいろと工夫と改善を重ねていくというスタイルがいいかもしれない。