君の名残を (下) (宝島社文庫 488)

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  • Amazon.co.jp ・本 (535ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796650779

感想・レビュー・書評

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  • 歴史がわからないと、難しいかも。。。

  • 現代からみた源氏と平氏、それら周辺のことを書きたくて現代人を登場させたような。
    歴史についての考察は素晴らしいんだけど、所々に入ってくるロマンスに興醒め。
    筆力からしてタイムスリップ設定なくても、むしろなかった方が読ませられるんじゃないかな。

    四日間の〜もそうだけど、この作者からは恋に恋するロマンチストみたいな雰囲気を感じる。

  • 読みやすく、ストーリーのスピード感も良かった。
    主人公たちの設定も秀逸。
    だが、やはり根本をなす平家物語事態が悲劇。
    なので、切なさ感が強すぎた。
    ラストを蛇足とする向きも多いが、私はそこで救われました。

  • 2010.12.25読了。
    タイムスリップモノ。巴はそれなりに共感を憶えたけど、武蔵がちょっと

  • この人微妙。あわないっぽい

  • ラストは私の予想通りだったのでかなり物足りないものを感じました。ですがほろりと泣かせてくれる小説だと思うので星ふたつにしておきます。

  • いよいよ平家物語の佳境。でも、最後義時がどうなるか、そのへんが中途半端に、尻切れトンボで終わっているのが悲しい。全体としてはうまく構成されていた。

著者プロフィール

作家・翻訳家。東京大学文学部卒。レコード会社洋楽部ディレクター等を経て作家に。
著書に『四日間の奇蹟』、『君の名残を』(以上宝島社)、『黄蝶舞う』(PHP研究所)ほか、訳書に『安アパートのディスコクイーン─トレイシー・ソーン自伝』、『フェイス・イット─デボラ・ハリー自伝』(以上ele-king books)、マット・ヘイグ『ミッドナイト・ライブラリー』(ハーパーコリンズ・ジャパン)、テイラー・ジェンキンス・リード『デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃』(左右社)など多数。

「2022年 『ボクのクソリプ奮闘記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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