チーム・バチスタの栄光

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著者 : 海堂尊
  • 宝島社 (2006年2月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796650793

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チーム・バチスタの栄光の感想・レビュー・書評

  • バチスタ手術という言葉を知らなかった私は、題名だけ読んだ時点で、少年野球チームが成長していく話だと思い込んでました。
    なので、読み始めて、難しい専門用語の連続にダメージをうけて、読むのを諦めそうになりました。

    白鳥が現れてからのペースの変化が大きすぎてちょっと微妙・・って思ったけど、結局わたしも白鳥に巻き込まれてすっきり読みきりました。

  • テンポがいい。ストーリーが秀逸。会話、と言っても主人公の田口医師の独白が多いが、を中心に、物語はぽんぽんと進んで行く。途中から、第二の主人公とも言っていい白鳥技官の登場によって、物語は結末に向けて一気に転がるように進んでいく。

    時間がなくて、2日に渡ってしまったが、一気に読みたかった。そう言いたくなるほど面白い。どうしてこんなに面白いのかと思ったが、この作者は登場人物の書分けが非常に上手い。いわゆる、「キャラが立っている」というやつだ。そのため、ほぼ全編が病院の中という広がりのない舞台の中でも、読者は物語の情景に奥行きを感じて、本書を一層楽しむことが可能になる。

    トリック自体は凡庸かも知れないが、一般人が普段あまり目にすることのない、医師の苦悩や葛藤をさらりと描き、また、バチスタという高度に専門的な心臓手術のシーンを描いて、読者の興味を最後まで逸らす事がない。作者の物語りの技量に感服する。

    非常に満足な読後感。作者のほかの作品もぜひ読んでみたい。

  • 4.0 この本で海堂ワールドに嵌ってしまいました。

  • 新装版の文庫で読みました。家にあった「ケルベロスの肖像」を読み始めたものの、過去のシリーズを読んでいないせいか、何となくぴんとこなくて途中でやめてしまいました。シリーズ第一段の本作を読めば「ケルベロスの肖像」ももっと面白く読めるだろうと思い、読んでみました。『このミス』大賞となっただけあって、450ページと長かったですが面白くてさくさくと読めてしまいました。超変人の白鳥と超マイペースの田口とのコンビがよかったです。映画版もドラマ版も見たことありませんが、小太りでゴキブリのような白鳥やさえない風貌の田口の方が好きです。

  • ようやく読めた一冊。
    ドラマにするために書かれたような一冊であった。
    ま、ドラマ見た後だから何とでも言えるが。
    確かに、読み終わった後は、
    続編を出してほしいなー。
    と思いましたけどね。

  • 人気の本 8年前友達が読んでいた やっと読めた 怖くなかった

  • ドラマ、映画は見てないが気になっていたので読んでみた。
    久しぶりに先が気になってどんどん読んでしまった作品。
    田口や白鳥の質問にチームバチスタのメンバーがどう答え反応するのか、その結果何がわかってどの可能性が消えるのか、の二人の考察がとても興味深くおもしろかった。
    事件の真相というより、たどり着くまでの過程がとても楽しめた。

  • 東城大学医学部付属病院では、心臓移植の代替手術であるバチスタ手術の専門チーム「チーム・バチスタ」を作り、次々に成功を収めていた。
    ところが今、三例続けて術中死が発生している。
    しかも次は、海外からのゲリラ少年兵士が患者ということもあり、マスコミの注目を集めている。
    そこで内部調査の役目を押し付けられたのが、神経内科教室の万年講師で、不定愁訴外来責任者・田口と、厚生労働省の変人役人・白鳥だった……。

    ドラマで先に認知したけど、原作も。。。。と思って。
    このままシリーズ全部読もうと思います。

  • 2016年3月31日読了。昔途中まで読みかけて断念したものを再読したけど、やはり同じくらいのところで読みづらくて投げ出しそうになった。登場人物が浮かびにくく、やりとりの表現がわかりにくいところも多くてなんだかもやもやした気分になったけど辛抱して読み勧めたところ、白鳥が登場した辺りから急におもしろくなって、やれやれもっとやれーと調子よく読めた。桐生の緑内障の進行により術中に鳴海の右手の腱を切ってしまいそれが外科医生命を絶たれる原因となった話が展開されたあたりが個人的なハイライト。でもそれアメリカの教授に話を聞きに言ってれば誰だってわかる話だし、結局のところ麻酔科医が犯人ってのもそんな当たり前の話あるか?と驚愕すると同時に拍子抜けしてしまった。死亡時画像病理診断も今じゃ普通に選択されてることだし。おもしろく読めるところもあったけど、不満の残る一冊だった。
    以下、印象に残った点。
    ・最後の最後に、大友さんが女性しか愛せないと言ったのが実は藤原さんの嘘だったとわかる場面
    ・犯人が成功例の子供を殺さなかったのではなく「子供にはエピドラを入れませんからね。殺せなかっただけですよ」と言い放したセリフ
    ・学生時代に留年すれすれ+追試の口頭試問でイレウスと聞かれて腸閉塞としか答えられなかった田口先生を救った高階病院長が言った「そこそこの医者」というフレーズ。「とんでもない。温情じゃありませんよ。あの時私は、たかが外科の知識が少々足りないくらいで、こういう素直でアホな男を医者にするのを1年遅らせるのはもったいない、と思っただけです。(略)試験に合格した結果、先生に何かいいことありましたか?一年余計に大学病院の雑務に埋もれることになっただけです。(略)田口先生はそこそこの医者になって世の中の幸せを少し増やしている。」

  • 面白かったです。
    とくに白鳥が来てからの切れ味は鋭かった。田口先生が白鳥に一矢報いるところを期待したのですが、それは2以降のお楽しみでしょうか。

  • 「チーム・バチスタの栄光」不定愁訴外来の医師田口と厚生労働省の役人白鳥のコンビが謎に挑むシリーズ 
    http://youyou-bookmovie.blog.so-net.ne.jp/2016-02-12

  • おもしろかった。医療モノだけに専門用語が飛び交っていたけど、それもまたおもしろい。医療現場の裏側がちょっと垣間見れた気がした。

  • ドラマは何回も見たけど、原作は初めて読んだ。犯人もストーリーもある程度知っていたけど、面白く読み進められた。
    純粋に楽しめるミステリーだった。

  • おもしろかった!この一言に尽きます
    話題性だけで手に取ったけど、最近読んだ本で3本の指に入る

    天才外科医桐生が編成した心臓外科のスペシャリスト集団
    「チームバチスタ」
    超難関のバチスタ手術において驚異的な成功率を誇っていた彼らだったが、
    突如原因不明の術中死が3件連続して起こったことから
    少しずつ違和感が生じ始める
    この事態を調査するように病院長直々に頼まれたのは
    窓際神経内科医と霞ヶ関のはみ出し者だった・・・

    本文には医療用語が満載だけど、それを流してもわかる論理的な展開
    話に引き込まれる 読ませる文章 最後までわからない真相
    集中してしまって4時間で読了

    ただ映画は絶対観ないって心に誓いました
    この話は主人公が男だからこそおもしろい部分がたくさんあるのに・・

  • う~ん。面白かったような気もするけど、そんなでもないような気もする。前半の田口先生の調査まではいい感じで読んでました。それぞれの容疑者?もそれぞれで良かった。
    中盤、白鳥センセーが出てきてから、そのノリが僕には合わなかったって事です。なんつうかドタバタ喜劇になってしまい締まらない感じ。
    結局のところのトリックも動機も期待を上回るものではないし。
    偉そうにすみません。ここのところよく、お父さんは上から目線と娘たちにも批判されるんです。

  • 医療や大学病院に全く素人な私でもたいへん面白かった。
    登場人物のキャラがよく出ていて面白い。
    今度は映画を観たいと思う。

  • 登場人物みんなかわいかった!
    ほぼ全員一癖二癖あってキャラ立ちしてて、何かしら自分に共感する部分があるし、中でも主役コンビの濃さはピカイチ。
    よくわからない医療用語もだいたいは察しがつくし、全くわからなくても物語にはそう影響もなくて、調べればわかるし雑学も身につく感じ。
    思い入れがいちばん強いのは田口白鳥コンビで、白鳥さんがところどころイライラして田口せんせにタメ口になるところはニヤニヤしながら読みました。白鳥さんの唯我独尊ぶりはどこか空中ブランコの伊良部先生に似たところがあると思う。だらしない体型ってとこもポイント高い!
    個人的に好きなやりとりは鳴海先生と田口先生の鳴海理論と田口理論の押し付け合い、それを受けての白鳥さんの田口理論発言。白鳥さん(笑)
    まわりにいいように利用されながらもしっかりと利用し返す強かな田口せんせと、ゴーイングマイウエイを地でいく白鳥さん大好き。
    ナイチンゲールも楽しみー。

  • 図書館で借りた本。
    優秀な心臓外科医の桐生は、バチスタ手術を1年間で30例成功させていたが、急に3例術死させてしまった。
    しかし桐生には、思い当たる失敗の理由が無かった。
    そこで、田口医師に内部調査の依頼が来た。
    医療ミスなのか、殺人なのか。
    ずいぶん前に読んだ本の再読。
    相手をすぐに動物に例えるところや、いろいろな人に話を聞き込みに行ったくだりはなんとなく覚えていたものの、内容はほとんど覚えていなかった。意外と新鮮に読めた。

  • 普段見聞きしない専門用語が多くて読み辛いけれど、この本がシリーズで1番面白い。

  • 「ER」の様な緻密な医療現場の描写、登場人物のキャラがしっかり書かれていて
    一気に読み終えてしまった。細かな表現も実際に映像を見るよりも正確に情報を伝えているようで
    プロの物書きって感じだなー なんて思っていたら あとがきを見ると (当時)新人作家だったそうで

  • 初めて読んだ海道尊の本。ミステリーと言うよりサスペンス。謎解きより犯人が誰だと言うドキドキや心理描写、主人公の田口とトンデモ役人の白鳥の掛け合いを楽しむ本。

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チーム・バチスタの栄光の作品紹介

東城大学医学部付属病院は、米国の心臓専門病院から心臓移植の権威、桐生恭一を臓器制御外科助教授として招聘した。彼が構築した外科チームは、心臓移植の代替手術であるバチスタ手術の専門の、通称"チーム・バチスタ"として、成功率100%を誇り、その勇名を轟かせている。ところが、3例立て続けに術中死が発生。原因不明の術中死と、メディアの注目を集める手術が重なる事態に危機感を抱いた病院長・高階は、神経内科教室の万年講師で、不定愁訴外来責任者・田口公平に内部調査を依頼しようと動いていた。壊滅寸前の大学病院の現状。医療現場の危機的状況。そしてチーム・バチスタ・メンバーの相克と因縁。医療過誤か、殺人か。遺体は何を語るのか…。栄光のチーム・バチスタの裏側に隠されたもう一つの顔とは。第4回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。

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