インサイダ-: 証券検査官2 (宝島社文庫 502)

著者 :
  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796652278

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  • MOFの元ノンキャリアが書いたMOF、そして新組織FSAのノンキャリを主人公とする犯罪小説。完全なインサイダー取引をするためには・・・。結局、実在の人物を抹殺して成りすます方法しかないとすれば・・・。いかにも役人が書いた現実性のなさがポルノ小説まがいの男女関係を描く場面の多さに感じさせられました。この人は企業のOLたちがこんなに性的欲望に溢れた生活をしていると思っているのかな、と疑惑を感じます。欲求不満を小説にしたような印象です。いくらなんでもどうかと白けました。“インサイダー”情報は株式、国際為替の常識の範囲で、FSA検査の参考になるような特に新鮮な内容もありませんでした。

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著者プロフィール

作家、金融・経済評論家。元大蔵省官僚。旧大蔵省・国際金融局と財務局にて「プラザ合意」の外為強調介入担当官、証券検査官、経済調査官などを歴任。
退官後、2000年12月、金融犯罪小説『証券調査官』で作家デビュー。著書はほかに国際経済謀略小説『天空の牙――ドル失墜の日』(いずれも宝島社)『実録・日米金融交渉』(アスキー新書)など。

「2012年 『平成「方丈記」 *自由訳プラス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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