サウスポー・キラー (宝島社文庫)

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著者 : 水原秀策
  • 宝島社 (2007年1月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796656719

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サウスポー・キラー (宝島社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 非常に読みやすい。
    設定とキャラ付けが秀逸で、しかも描写が巧い。
    ミステリーとしても小説としてもよくできている。

  • ストーリー 、文体はよかった。黒幕の動機が少し弱かったような。もっとハッピーエンドでもよかったかも。

  • 昔読んでいたものをなんとなく読み直したが、シンプルに楽しく読めると思う。特に表現の繊細さが〜とかはそこまで感じなかったが、日がな1日の夜になんとなくバラエティ番組を見てるように何も考えずにリラックスして読めるよさがある。あと野球ファンだからかもしれないが野球の描写は良かった!

  • サウスポーばかりがトレードに出される話。裏にユスリのプロがいて口止め料を毎月払っている事実がわかり…

  •  水原秀策さんが書かれた「サウスポー・キラー (宝島社文庫)」は、球界を舞台にした軽快なミステリー小説だ。2004年の「このミステリーがすごい!大賞」受賞作品なので、すでに読まれた方も多いのではないだろうか。

     私は発表後10年以上経ってから読むことになったが、年月の隔たりを全く感じさせない内容で一気に読みきってしまった。

     主人公の沢村は球界一の人気球団オリオールズの若手投手だが、アメリカ帰りで飄々とした一本気な性格が災いしてチームでは浮いた存在だった。それでも、自分にあったトレーニングを黙々とこなし、周囲からのプレッシャーをものともせずピッチングを続ける毎日だった。

     ところが、突然降ってわいたように沢村に八百長疑惑が湧き上がってくる。沢村の八百長を伝える怪文書に続いて、マンション前で待ち伏せしていた男に襲われた際の動画が配布され一気に八百長疑惑は高まっていく。

     一時は自宅謹慎など傷心な日々を送っていた沢村だったが、持ち前の一本気な性格を奮い起こして真相を解明するために奮闘する。様々な証言や状況分析などを行いながら調べ続ける沢村は徐々に真相に近づいていくが、行き着いた先には想像だにしなかった結末が待っていた。

     様々な伏線が張られつつも軽快に読み進めることのできるこの物語は、今まで読んだミステリー小説とは一線を画す内容で、さすがに受賞作だけのことはあるなと思わせてくれる一冊だった。

  • 一気読み。プロ野球選手のミステリー、面白かったです。
    人気プロ野球球団のピッチャーである沢村。監督の葛城の強い希望で入団したが、チームメイトとは馴染めずにいた。
    ある日、チームとマスコミに沢村が八百長をしているとのメールが送られる。沢村本人は身に覚えがなく、否定するが、チームは自宅謹慎を命ずる。
    しばらくして処分は解かれ二軍で活動を始めるが、スポーツ新聞の記者、下平道子とともにチームのトレードが多いことに気づく。サウスポーピッチャーばかりがトレードされていることに気づき、先輩投手の三浦から、トレードされた選手の連絡先を聞き、一人調査を始める。
    チームの関係者が事件に関わっていることに辿り着くが、黒幕は意外な人物だった!

  • 野球ミステリーなのですが、巨人のような人気球団に所属しているクレバーなサウスポーピッチャーが主人公なので、突如、降りかかった身に覚えのない八百長事件の真相、そして真犯人を明らかにするという、ありがちなミステリー作品ではありますが、登場人物のキャラクターが面白いです!
    いかにも職人気質のクレバーな主人公を中心に、N嶋のような監督、その球団のWのような名物オーナー、自分では何もできない二代目、昔気質なコーチ陣、主人公に近づく女優の卵、そして主人公と対峙する元刑事など、どれも個性的な面々で話を引き立てます。
    特に主人公と対峙する元刑事が強烈ですが非常に良いキャラクターです!
    真犯人や真相は物語の序盤で読めましたが、事件を巡っての主人公と関係者との駆け引きや野球のシーンはなかなか読みごたえがありました。
    最後のオチも非常に良かったと思います。

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