のはなし

著者 :
  • 宝島社
3.80
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本棚登録 : 1295
感想 : 165
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796660945

作品紹介・あらすじ

爆笑!感動!鳥肌!のメルマガ・エッセイ。「あそこが痒い」の話から「ん?」の話まで全82話。

感想・レビュー・書評

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  • 「あ」から「ん」まで、それぞれの文字から始まるタイトルでショートエッセイが展開される。文字によっては複数のエッセイが用意されており、全部で80程度のエッセイ。元はメールマガジンのコラム。

    氏のラジオリスナーであり、各種雑誌のコラムを読んでいた自分としては満足度が高い。

  • (図書館)ラジオは聞いたことないし特別ファンじゃないけど、彼の柔軟な思考の所以がわかった気がした。一話一話が短く読みやすいので、小豆を煮ながらアクをすくうのに丁度良いタイミングだった。2、3も何かしながら読みたい。

  • 読み終わった
    伊集院光がラジオで宣伝していたので。
    おなじみ独特の切り口からユーモアをたっぷり交えたエッセイ集。でも活字にしちゃうとトーク程の面白さは感じられなかったな。

  • 話の守備範囲(笑える、泣ける、考えさせられる….)広い!

  • 日常におもしろを探してみようと思ってしまう。人生を楽しもうと思う本。

  • 伊集院さんはやっぱりテレビよりもラジオやエッセイだね。

  • 過去にメールマガジンで配信されたコラム。テーマを読者から募集して書いたもので、その中から80編ほどを抜粋して、タイトルあいうえお順で掲載してあります。ちゃんと「ん」で始まる話もあるところがすごい。伊集院さんの朝のラジオを聞いている人は多いと思いますが、そんな感じのノリで、短いのもあいまってすぐに読めました。しかしタイトル指定で話絞り出せるのスゴイなあ…。

  • ショートエッセイ集。通勤でちょこちょこ読むのにちょうどよい。ラジオの感じがでていた。

  • くすっと笑える短編集。

  • 何も考えずぼーっと読める

  • 師匠に間違い電話とかちょー受けるんですけど。

  • 暇つぶしに
    エッセイ

  • 本屋さんで、この本を見かけた次の瞬間には、購入していました。
    「伊集院光」という希有の才能を知っている人なら、当然の行為です。
    多少の脚色があることは大目に見て頂きたく。多少か?

    長年のtu-ka userであったにも関わらず、存在を知りませんでした。
    その当時の自分に教えてあげたい。
    この本からこぼれた、残りのcolumnがとても読みたい。

    伊集院氏は、言葉の使い方が本当に巧いなぁ、と改めて思います。
    喋り方が巧いというのも勿論あります。
    題材とするsituationの絶妙さも抜群です。

    けれど本質は、その言葉の使い方だと思うのです。
    <a href=http://www.tbs.co.jp/radio/format/ijuin.html>Radio</a>というMediaであの面白さが出せる理由、まさにこれだと思うからです。
    書籍という形になると、言葉は活字に切り出されます。
    そうすると、その巧さがより鮮明になるのです。
    噺家という要素も、多分に影響を与えているのでしょうね。

    <a href=http://www.tbs.co.jp/radio/format/ijuin.html>Radio</a>とは違って、爆笑するような瞬発力はそれ程ありません。
    けれど、じわじわと来るような可笑しさがすごいです。
    読んでいて、頬がじわじわと緩んでくるような、そんな面白さ。
    「ケータイ」というMediaで読むことを意識した結果なのかな、と思います。
    所々にある「ちょっと良い話」も、また良い味を出しています。
    「白伊集院」と「黒伊集院」がblendされてて、やや「白伊集院」が強い。

    Oh!デカの本もそうでしたけど、面白さが変わらないというのは本当にすごい。
    勤めだしてからあまり聴けていないですけど、久しぶりに聴こうかと思いました。
    伊集院氏の<a href=http://www.tbs.co.jp/radio/format/ijuin.html>Radio</a>を聴いたことが無い人は、一度聴くべき。

  • この本を読んで伊集院さんがとても好きになった。クイズ番組だけじゃなくて、文章の方でも楽しませて貰えるなんて。多才な方ってスゴい。

  • 伊集院さんのファンで、前々から気になっていたのですが
    今回やっと手にしました。

    とてもセンスのある方なので、喋りと同じく文章で読んでもとても面白いです。
    伊集院さんが基本がしっかりしている方ですから、
    滅茶苦茶なことを言っているようでも一線は越えないし
    多くの人が納得する素晴らしいお話もたくさんあります。
    伊集院さんの声と喋り方を知っているからこそ、
    文章で読んでいてもあの感じで読んでしまうので更に面白く感じるのかもしれません。

    ツーカーのメールマガジンで配信されていたものからのセレクトだそうですが
    リスナーなら「あの時のことかな」「これあの話だ」と思うエピソードもあると思います。


    善人の話に出てくる獣医さんは、本当にとても善人な
    素敵な方ですね。
    獣医にはとんでもない人もたくさんいるので、
    このような真っ当な獣医さんが近くにいてくれると心強いのにと思います。

    旅先で地元の方にお店を教えてもらうとき、
    「ちょっと奮発するとき」「東京の人に送るとき」
    と言ってご飯屋さんや土産物屋さんを尋ねるのは
    すごく良いですね。本当にちょっと良いお店が聞けそうです。

  • どこかのおすすめ本紹介ページで勧められていた本。抱腹絶倒作品のような紹介の仕方であったが、それほどだった。

  • 伊集院さんの声が聞こえ、構成渡辺君の笑い声も聞こえてくるような「いつもさ」で読む

    結構な、「月曜JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力」という伊集院さんの深夜ラジオを、かれこれ10年くらい聞いたりきかなかったりのリスナーであります。

    ですのでラジオの伊集院(notテレビの伊集院)さんが、発売の告知やらお話していたのもラジオで聞いていた組。つまり読みたいなーとずっと思っていたのですが今回タイミングがあり、読みました。

    2007年発売ってことは9年かかったのか。もはやシリーズになってるし、のはなし。

    冒頭

    携帯電話会社のtu-kaさんから
    でぶっ飛ぶ。つ、つーかー?

    「ヘイヘイヘイツーカー♪」でおなじみのってこのおなじみのCMも96年7年くらいの代物だから約20年前のものですよ。

    まだ2001年にはツーカーあったんですね。むしろ連載のメルマガは2006年まであったということにびっくり。

    そんな、ちょっと懐かしい時代を思い出しながら、あいうえお順にエッセイを読んでいきました。

    ラジオを聞きだした頃の伊集院さんは30代前半で、もうその頃にはラジオ界のトップ爆走というイメージがあったから、20代の頃からラジオ界で物凄い存在なんだなと実感し直しました。

    それで平日帯もはじめて。これも凄い決断だったんだろうな。

    今度の祝日にでも、ラジオ聞こうと思った次第です。

    コラム自体は一本一本、ラジオ聞きなれてる身としては伊集院さんの声が聞こえ、構成渡辺君の笑い声も聞こえてくるようないつもさで読むことが出来ました。

    いいな。

  • 伊集院光のエッセイ。
    「おもしろ話」や「ちょっといい話」など守備範囲は広い。

  • たぶん再読なんだけど面白いなあ。図書館で借りて読んだけどシリーズ買いたくなる。奥様やペットの話など。ラジオでは聞けないシミジミとした話も多く。もちろん爆笑ネタも盛りだくさん。

    文章的にはサービス過剰というかシツコイなあと思ってしまうところもあり、確かそれが気になって買わなかったけど、今回再読したらそれを補って余りある面白さ!

  • 伊集院光のイメージが変わる。切れ者だが身近で普通の人だった。親しみが増した。

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著者プロフィール

1967年生まれ。84年に三遊亭楽太郎(現・六代目三遊亭円楽)に弟子入りし、落語家・三遊亭楽大として活動。87年ごろから伊集院光としてタレント活動をはじめ、「伊集院光のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)、「伊集院光 深夜の馬鹿力」(TBSラジオ)といったラジオ番組のパーソナリティをつとめる。2012年よりNHK Eテレ「100分de名著」に出演。『世間とズレちゃうのはしょうがない』(養老孟司との共著、PHP研究所)、『名著の話 僕とカフカのひきこもり』(KADOKAWA)などの著作がある。

「2023年 『名著の話 芭蕉も僕も盛っている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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