チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)

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著者 : 海堂尊
  • 宝島社 (2007年11月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796661614

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チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)の感想・レビュー・書評

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  • 妙に説得力があるなぁと思ったらこの作者さん勤務医でした。
    医療は腕と技術だけじゃなくて人と人との信頼や人間関係が大切。
    扱われ方(話を聞いてもらったり、親切な説明対応)でその病院に行きたくなくなったりしますね。
    この本は大学病院で起こった成功率が非常に低い手術の医療過誤?殺人?手術の成功しなかった例?という微妙なラインの調査が病院内の人間関係も掘り起こして面白い。

    続きが楽しみ。

  • ミステリとして最高峰の出来なのはもちろん、細かい描写がしっかりしていて、極上のエンターテイメントに仕上っている。

    作者は現役の医者ということで、手術の描写や医療関係の表現が緻密なのは当然としても、容疑者の割り出しに利用されるロジックが秀逸。対象に接する際の態度をアクティブフェーズとパッシブフェーズの2つに分けて、ディフェンシブトークとオフェンシブヒアリングを組み合わせ(役割分担)することで相手の本質を分析してゆく。ときに攻め込み、あるいはさっと躱す。

    また、文庫本で上下で読んだ私のような人間は、本当にラッキー。
    上巻で主人公だと思われていた、病院でなんとなくうまく立ち回りながらも事件に巻き込まれた愛すべき隠れ熱血漢の田口はなんと、賢いワトスン役だった!下巻で投入される論理モンスターのぶっとんだ天才ホームズ・白鳥はあっという間に主役の座をかっさらい、まさに火の鳥のようにあそこにもここにも火の手があがる。そのパワーたるやすさまじい。切って、ちぎって、投げる投げる投げる!!!

    あーもう、ここで解説なんか読んでる暇があったら、さぁ財布を持って本屋へ行こう。
    日本人でよかった、今の時代に生まれてよかった!作者の文章をそのまま生で読めて、時代を感じられる幸福。

    うぉおい神様、海堂サマ、このサイコーの本を生んでくれて、ありがとう!




    ・・・・まず、読め!

  • どいつもこいつもキャラ濃すぎ!!→ 火 喰 い 鳥

  • テレビドラマは観ていましたが、原作は初めてです。ドラマのおっちょこちょいな田口先生と白鳥さんのコンビも配役の妙もあって、とても面白かったですが、原作のほうの大胆不敵で計算高い田口先生もまた、これはこれで非常に魅力的なキャラクターです。話は高度な医療技術と用語を駆使しながらスリリングに展開し、目が離せない。それにしても、「バチスタ」手術という、いかにもよくわからないけど何だか格好良さげだぞ、というネーミングにもこの成功の要因の一旦があったに違いない。

  • 一般人にとっては聖域で、密室な手術室。
    そこで起きた事実が解明されていく様は、
    まさに手術を見ている気分。
    田口先生と白鳥さんと高階院長という執刀医たちの
    手腕が見事でした。
    しかし下巻から登場の割に、白鳥さんの存在感と言ったらないですね。
    リアルな世界観で、
    個性的すぎるキャラが暴走するのが堪らなく面白かったです。
    個人的に、桐生先生・鳴海先生の今後の幸せを祈りたい。
    なんであれ、成功率80%強という数字は誇るべき。
    まさに栄光だと思います。

  • 『チームバチスタの栄光(上)』
    海堂ワールドに引き込まれたきっかけ作品です。
    出会いは、図書館でも本屋でもなく銭湯でした。

    入浴後に、寝ころびの間で休んでいましたら、
    そこにちょっとした本棚がございまして。

    ドカベンやエースをねらえ!が鎮座している中、
    黄色い表紙のこの作品。

    ついつい時間も忘れ、5回くらい銭湯に通って読破いたしました。
    (END)

  • ドラマの影響が強いかもしれない。まずは原作を読んでからにすればよかった。

  • これはスゴイ! 読み始めて早々から惹き込まれてしまいました。読みやすいのに、とても面白い! 何より登場人物のキャラがいいですよね。そこが作者の筆力、というものなのか、各々の人物像がすごく分かりやすく浮かんできます。やはり馴染みのない医学界を舞台にしてますので、耳慣れない用語が出てきたり、作中の説明だけでは分からない、イメージしにくい、という事象も少なからずあるのですが、そんなことは問題にならないほど面白く読めます。ホント“すごい”のヒトコトです!
    この作品が著者デビュー作ということですが、全くそんな風には思えなかった。否が応にも今後の作品に期待しちゃいますよね。映画にドラマに、メディア化されるのもよくわかります。作者買い、決定★(^o^)

  • 大分前に、単行本版は既読。医療ミステリーで医療用語なども出てくるが、小難しさを感じさせず、小気味よいテンポで物語が進み、読みやすかった。登場人物も癖のある所もあるが、それぞれの個性が際立っていて、嫌味を感じさせない。大学病院の組織の権力、煩雑さ、院長の言葉のかわし方やしたたかさな所も見せ、巨大な組織を渡るための処世術も描かれていた。ある手術を巡り、田口が事故調査をチーム桐生の面々から聞いた話に納得するところも感じる。田口が名前の由来を聞いたのはユーモアを感じる。手術のことなど下巻でどうなるか楽しみ。

  • 時系列読書はようやくデビュー作に追いついた。集中して半日で読了。出世街道に敢えて乗らない決断をした田口だが、昼行灯の評価とは裏腹になかなかの切れ者だと感じさせる。ただ不運・不幸を招く体質のようだ(笑)死亡時医学検索の問題提起をさらりと盛り込んだが、まだAiまで踏み込んではいず。文庫本を上下巻にすることは出版社のこだわりだったようだが、上巻だけでは盛り上がりに欠けることは否めない。全体を通して面白いことは間違いないのだが……

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チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)の作品紹介

東城大学医学部付属病院の"チーム・バチスタ"は心臓移植の代替手術であるバチスタ手術専門の天才外科チーム。ところが原因不明の連続術中死が発生。高階病院長は万年講師で不定愁訴外来の田口医師に内部調査を依頼する。医療過誤死か殺人か。田口の聞き取り調査が始まった。第4回『このミス』大賞受賞、一気にベストセラー入りした話題のメディカル・エンターテインメントが待望の文庫化。

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