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- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796662680
感想・レビュー・書評
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野球でもなんでも違う指標から評価すると別の見方ができる。
数字で科学的に管理する必要がスポーツにはあるなぁと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本書は野球における選手の新しい評価手法であるセイバーメトリクスを紹介した本である。なお、セイバーとは武器のように聞こえるが、実際にはSABR (アメリカ野球学会) のことである。本書の企画・編集元のデータスタジアム (株) は野球・サッカーなどのスポーツデータの配信・解析を行っている会社である。
前半でセイバーメトリクスの歴史と代表的な指標について紹介されている。これらと、実際の勝敗や勝利への貢献への相関について知りたくなるところだが、そのような突っ込んだ解析は見られず、後半はセイバーメトリクスによるチーム別分析などでお茶を濁されている感がある。ただし、セイバーメトリクスに基づいた、「今年 (2008年) 活躍する選手予想」などは実際の結果と比べてみると面白い。
上記で述べたように物足りない点があり、必読の書とは思わないため★3つとする。逆に難しい理屈はいいから概要を知りたい、という方には軽く読めておすすめである。 -
(単行本 - 2008/3/7)