カフーを待ちわびて (宝島社文庫)

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 10138
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  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796663526

感想・レビュー・書評

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  • 幸の、全く料理ができないっていうシーンで”あ、好みの話じゃないな”と思った。個人的に、アニメやドラマなら良いけど、小説にはこういう誇張された表現を求めてなかった。
    心温まる話って言われてる作品はあんまりハマらないのが多いのかも。

  • 色んな本読んでいて、これが最初の小説だったのかと驚き感動しました。違和感なく構成が上手くて読み易いし、どんどん先が見たくて進みました。楽しかった。最後の嘘だった情報本当にいらないです。オバアの側に幸いて欲しかった。探す未来より2人の結び付きをラストで見たかった。沖縄の言葉は深く意味がちゃんとある。好き

  • 沖縄の文化にもふれ、気持ちがあたたかくなる物語

    もっとお互いが早く自分の思いを伝えられればなあって思ったけれど

    きっと2人はもう一度会えて、幸せになったんだろうな

  • 出だしからすごく描写が頭に浮かんできてとてものめり込んで最後まで読んでしまった。
    最後の最後までこちらの予想を裏切ってきて、本当に面白かった。ラブストーリーのよくあるハッピーエンドでは無いけれど、とても好きな終わり方でした。
    私のお気に入りの本になりました。

  • カフーは「幸せ」「良い知らせ」という意味の方言。タイトルに反して、「しあわせは自分で掴みにいけ!」というメッセージが伝わってくる。
    沖縄のカルチャーを知ることができて、めちゃくちゃ沖縄に行きたくなった〜!

  • 純愛だった。
    読んでる間、時間がゆっくり、穏やかになる作品だった。

  • 再読になります。やはり原田マハさんの小説は面白いです。沖縄に行ったことないけど、情景と文化などが組み込まれながらの恋愛小説で素敵でした。

  • とても心温まる本。初めて読んだ時には気づかなかったが、構成の巧みさに目を見張る。
    登場人物みんなそれぞれにまっすぐで、物語の展開にドキドキハラハラしながらも、読んだ後には温かい気持ちになりました。

  • 沖縄を舞台とした、ゆったりと時が流れ、街の雰囲気とストーリーの流れがとても心地よかった。
    内容としては、個人的に突っ込みどころが多くあり、純愛小説としてはあまり評価は高くなかったが、沖縄に実際に住んでいるかのような情景描写と、新鮮味あふれる方言の数々はとても好きだった。
    終わり方は、意外性が強かったのでその点考えれるところは多くあるように感じた。

  • ラブストーリーと知って、恋人を恋敵の謀略で奪われそうになりながら、最後は逆転のハッピーストーリーか・・・。そんな物語を想像して読み始めたけれど、この物語には恋敵も恋を邪魔する計らいも登場しない。 ラストで幸の生い立ちと突然の手紙の思いを知り、二人の幸せを願わずにいられない。青い海と空の下、ゆったりと時間が流れる沖縄をイメージしながら、またまた原田さんの術中にハマっちゃった。(o^^o)

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著者プロフィール

1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立。フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年『カフーを待ちわびて』で、「日本ラブストーリー大賞」を受賞し、小説家デビュー。12年『楽園のカンヴァス』で、「山本周五郎賞」を受賞。17年『リーチ先生』で、「新田次郎文学賞」を受賞する。その他著書に、『本日は、お日柄もよく』『キネマの神様』『常設展示室』『リボルバー』『黒い絵』等がある。

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