カフーを待ちわびて (宝島社文庫)

著者 :
  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796663526

感想・レビュー・書評

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  • 途中まではよかった。
    プロットありきで小さな違和感がそこそこあり残念。特に人物描写。

  • 幸の、全く料理ができないっていうシーンで”あ、好みの話じゃないな”と思った。個人的に、アニメやドラマなら良いけど、小説にはこういう誇張された表現を求めてなかった。
    心温まる話って言われてる作品はあんまりハマらないのが多いのかも。

  • 素敵なお話しだとは思う…

    原田マハさんの作品にしては人物の存在感が薄いかなー。
    リゾート開発の話も、ちょっとしっくり来ない…

    無理にラブストーリーに持っていった感じがする。

    私と合わないだけかな?

  • 沖縄のゆったりとした自然や人のあたたかさの描写はさすがと思ったが、ツッコミどころをいくつかかんじてしまって興醒めに。
    やっぱり原田マハさんは美術ものに限る。

  • 沖縄ののんびり感が羨ましい

  • 明青の良さがわからない^_^;何も言わないで勝手に突っ走る男にしか見えないんだけど。幸も敢えて幸せになれない道選んでるけど、わかってないの?あと、残飯犬にやるっていつの時代の話?ドッグフード売ってるなら、カフーにあげて〜(´Д⊂ヽ犬はずっと待っててくれるんだから。あてにならない人なんかより。

  • 確かに恋愛小説ですが、とっても悲しい話だと思いました。

    ちょっとズレた二人の行き違いで日々が過ぎていく事に現実味がなく、共感できなかったこともあり、友達が騙したことによって、二人が別れてしまってショックでした。

    彼女が見つかるとは思えず、とても悲しい読後になりました。

  • 初期の作品なので、まだ粗削りな感じなんですね。緻密さには遠いけれど、あとの作品を通してみても、マハさんの優しさは変わらないことを思います。

  • 『あの絵馬に書いてあったあなたの言葉が本当ならば、私をあなたのお嫁さんにしてくださいますか』

    後半の動くとこまでちょっと退屈
    人物描写がなんか軽くて
    ちょっと物足りませんでした。

  • 幸の正体が謎のまま、誰も追及せずにしばらく居すわっているのが、違和感ありすぎだと思う。主人公もおばあも聞かないし、本人も自分の境遇、目的を話さないで話が進むのが不自然。それを物語の終盤まで伏線として引っ張っているので私にはものすごく都合のいい話に思えました。風景の描写や、開発に絡む人間関係などはよく書けているのでいいけど。

著者プロフィール

1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立。フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年『カフーを待ちわびて』で、「日本ラブストーリー大賞」を受賞し、小説家デビュー。12年『楽園のカンヴァス』で、「山本周五郎賞」を受賞。17年『リーチ先生』で、「新田次郎文学賞」を受賞する。その他著書に、『本日は、お日柄もよく』『キネマの神様』『常設展示室』『リボルバー』『黒い絵』等がある。

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