- Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796665186
感想・レビュー・書評
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犯人は何となく分かったが 読むに連れて迷い 最後はやはり。最後の部分は正直ガッカリ 囲碁は分からなくて 多少飛ばし読み
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囲碁を題材にしたミステリー。囲碁物は「幻庵」に続いて2作目かな。こちらでも「吐血の局」が紹介されてて囲碁の世界はこの辺りの話には触れないで通ることはできないんだろうなぁと思った。人命より囲碁、みたいな囲碁バカならではの描写が面白かったかな。
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「殺し屋」の異名を持つ天才プロ囲碁棋士・椎名弓彦は、対局で訪れたホテルで日本囲碁協会理事・大村の死体を発見する。容疑者はビジネス上の付き合いがあった弓彦の弟・直人。大村にリベートの増額を要求されたことが動機ではないかと疑われていた。弟の無実を信じる弓彦は、直人の会社の経営者・桐山の協力を得て調査を始めるが、事件の裏に潜む思いもよらない事実を次々と発見してしまう。
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囲碁がわからなくても対局シーンは緊張感があって良かった。犯人を含めて最終章が残念。
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囲碁の打ち方と推理の進捗が共通してていろんな手があるんだなぁと感心しました。
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囲碁界の重鎮がホテルの庭園で殺される事件が発生する。主人公の弟が加害者とされ、取り調べを受けるが、兄は弟は無罪と信じ、独自に調査をすすめる。
同時に囲碁界の不正経理を調査改善させたい棋士とともに調査をしていくが、真犯人は、まさに意外な人物だった囲碁がわからなくても、楽しめた一冊でした。 -
囲碁。サスペンス。ミステリー。
硬すぎず、暗すぎず、読みやすい。
囲碁は全く分からないので、対局のシーンは読み流しましたが、物語の流れ的には問題なく楽しめました。
ボードゲームがしたくなったので、読書の合間にチェスをしてました。 -
水原秀策さん二作目。
前作「サウスポーキラー」が面白かったので手に。
今回も期待通り。面白かった。
前回はプロ野球選手を主人公にして野球界を舞台にしたミステリー。
今回は、プロ棋士を主人公にして囲碁界を舞台にしたミステリー。
囲碁の世界観も楽しめたし、もちろんミステリーとしても楽しめた。
前作と雰囲気が変わらず、ミステリーもわりとライトな感じ。色んな意味で裏切らない。もちろんいい意味で。
安心して読める。
水原秀策さん。結構好きです。 -
囲碁協会の理事が殺されて,「殺し屋」の異名を持つ天才囲碁棋士が探偵役で事件を解決する。
囲碁の知識が全く無くてもそれなりに楽しめるが,話はそれほど面白くない。
だがダラダラとよく分からない比喩表現する文章は味があっていい。
普通にスポーツものとか書いたら面白いかも。 -
面白いは面白いが、ちょっと無理のあるような話だと感じた。
犯人も、お前かよ!?そりゃねえよ、と思う奴で、しかもその犯人が分かった場面も案外さらっとしている。
囲碁の世界の話だが、囲碁を全く知らない私でも充分楽しめる作品だった。