蜜蜂のデザート

著者 :
  • 宝島社
3.31
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本棚登録 : 534
感想 : 120
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  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796667142

作品紹介・あらすじ

柴山幸太は、神戸でフレンチスタイルのビストロを営む料理人。店はいつも賑わっていたが、誰もが料理の味を絶賛する一方で、デザートの感想を語ってくれない。不満を抱いた彼はデザートに力を入れようと、持ち前の探究心で新感覚スイーツの開発を目指すが、そのために思わぬ事件に巻き込まれることに…。ひとりの女の人生を狂わせた、とあるパティスリーで発生した食中毒事件。その裏には何が隠されているのか?次々と起こる事件は何を物語っているのか?華やかなパティスリー界の舞台裏で繰り広げられるパティシエたちの葛藤と、「食の安全」を問う「ビストロ・コウタ」シリーズの第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • 「ビストロ・コウタ」シリーズ2作目。
    相変わらず美味しそうな濃厚フレンチに加え、今作ではデザートにも力が入っています。

    パリ・ブレスト。
    ミルフイユ。
    フォンダンショコラ。
    スフレ。
    華やかに艶めいて甘ーいデザートの数々。

    この、べちゃぁっとした関西弁には(関西人として)抵抗を覚えますが三宮にこんなお店があったらなぁ。。

  • 続編のこちらは「食の安全」「食中毒」がテーマ。
    こっちのほうが、内容だけでなく文章そのものが読みやすくおもしろかった。
    神戸は料理だけでなく、ケーキもおいしいもんねぇ。

  • 料理(美食)ミステリー作品の続編を読了。
    今作は「食中毒」「食の安全」を題材/主軸に物語が進んでいく。
    前作並に忌避嫌厭感を覚える展開ではあるが、結末は一転 払拭されていたので読了後まで残らなかった。

    食(料理)と生命活動の密接さを痛感した1冊だった。

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 前作よりサスペンス要素は少なめで、じっくり謎を解いていくという感じです。
    犯人はあの人か!いや違うか…いやでもやっぱり…の繰り返しです。

    美味しいケーキが食べたくなるなぁ。食中毒だけど笑笑

  • 私には丁度いいスリル感。お料理の描写が好き。
    だけどイマイチ犯人の動機にストンと来なかった。

  • 料理の描写はピカイチ‼︎読んでるだけで料理が見えてくる‼︎

    少しずつ犯人に近づいていく様も、ワクワクさせてくれたのだが、犯人の動機が少々弱いように感じたのは残念…

  • 禁断のパンダよりは威力が落ちている。料理の描写が良かったのに、衛生面を持ち出されると純粋に楽しめず気持ちが萎えてしまう。犯人の動機もコナン並みにフンワリしていて納得できなかった。

  • 前作が強烈だったのでドキドキしながら読んでみたけど、今回はスイーツ縛りのミステリーでそんなド肝を抜くような話ではなかった。

    けど、面白かったし、綾香がなにをおねだりしたのかがちょっと気になった(笑)

    2017.10.13 読了

  • 【あらすじ】
    柴山幸太は、神戸でフレンチスタイルのビストロを営む料理人。店はいつも賑わっていたが、誰もが料理の味を絶賛する一方で、デザートの感想を語ってくれない。不満を抱いた彼はデザートに力を入れようと、持ち前の探究心で新感覚スイーツの開発を目指すが、そのために思わぬ事件に巻き込まれることに…。ひとりの女の人生を狂わせた、とあるパティスリーで発生した食中毒事件。その裏には何が隠されているのか?次々と起こる事件は何を物語っているのか?華やかなパティスリー界の舞台裏で繰り広げられるパティシエたちの葛藤と、「食の安全」を問う「ビストロ・コウタ」シリーズの第2弾。

    【感想】

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