ジェネラル・ルージュの凱旋(上) (宝島社文庫)

著者 :
  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796667678

感想・レビュー・書評

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  • バチスタシリーズ第三作目。
    ナイチンゲールの沈黙と同じ時間軸の中で、もうひとつ、東城大学付属病院を揺るがす告発状が田口の元に届く。
    東城大学付属病院に関わる登場人物の、また新たなスポットの当て方で、読めば読むほど、続きが気になって仕方ない。
    すっかり海堂尊ワールドに入り込んでしまいました。
    早く下巻読み切ろう。

  • 登場人物を読み込むのが若干苦痛だった。
    田口の主人公感がますます薄くなった気がしました。

  • だいぶ読み慣れて来た

  • きっと頭がシンプルなんだな…、こういう分かりやすいのは大好きです。主人公の成長物語よりはチートな主役が無双する話が大好きです。これはつまり、そういうお話です。
    海堂については全作品同じ世界観で書かれていて作中リンクばっかりです。結果でっかい矛盾が生じたこともありましたが斜め上すぎるトンデモない方法で解決したりしてます。詳しくは「ナイチンゲールの沈黙」「医学のたまご」「モルフェウスの領域」あたりを。

  • 「ナイチンゲールの沈黙」と同時進行で進むストーリー。読み始めたとき、同じ本を買ってしまったか?とうろたえた。
    双方の物語性が微妙に被るシーンがあるので両方読むと面白いかも。 バチスタシリーズでのおなじみのメンバーが多数登場するので楽しいが、これを最初に読む人には難解かも。 厚労省の姫宮女史はこれだけ目立った動きをしているのに田口と会ってないんですね。続編で初顔合わせのはずなので。

  • 藤原看護師に操られる田口。それにしても嫌がらせのようにやりたいことに難癖つける人って実世界にもいるけど、本当に何を考えているのでしょうか。

  • 前作の「ナイチンゲールの沈黙」と同時進行していた事件の話しだ。
    前作の最後に白鳥が「もう一つの件も解決した」と言いつつも触れられていない事件とは、このことだったのだろう。
    まだ、事件の全体像が浮かび上がっただけ。下巻が楽しみ。

  • とうとう第三弾というか、まだまだ第三弾と言うべきか。。。
    海堂さんの本はkindleでは購入できないので、手に入ったとき読まないとね~。
    貴重だわ。

    病院内の内部告発な話。
    まだまだ始まったばかりな感じのする上巻ですねー。
    ジェネラル ルージュの言われで締めくくられたね。
    なるほどー。

    下巻がどうなるか、楽しみだ。
    どう沼田を陥れるか楽しみ。
    早く白鳥登場しないかな~。

  • 白鳥・田口シリーズの3作目。
    1作目の「チーム・バチスタの栄光」を読んだ時は、結構衝撃を受けたが、だんだん話がマンネリ化してきた。
    人物関係が深く描かれていないというか、エピソードを盛り込みすぎで薄まってしまったというか。

  • ICUの爆弾娘・如月翔子看護師は、その晩に見ていた舞台で倒れた歌姫と救急車に同乗して、勤務先の病院へ。
    ベッドが満杯の所へ拝み倒して無理に押し込んだことで、看護師の上司からは叱責を受けます。
    けれども、その判断で命を助けたのも事実。
    救命救急センター部長の速水晃一には一言褒められます。実は速水に惹かれている翔子。
    きちんとして口数の少ない花房看護師長もいぜんから速水を慕っている様子。

    一方、その速水医師が特定企業と癒着しているという匿名の怪文書が。
    病院長の依頼で、また田口公平医師が調べることになりますが、倫理問題審査会の面倒きわまりない手順に振り回されます。
    速水とは同期で気心の知れている田口でしたが…

    ドラマ化されましたが、出だしではヒロインの看護師は登場せず救急医の女性がいわばその代わりのようですね。

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著者プロフィール

1961年千葉県生まれ。医師、作家。外科医・病理医としての経験を活かした医療現場のリアリティあふれる描写で現実社会に起こっている問題を衝くアクチュアルなフィクション作品を発表し続けている。作家としてのデビュー作『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)をはじめ同シリーズは累計1千万部を超え、映像化作品多数。Ai(オートプシー・イメージング=死亡時画像診断)の概念提唱者で関連著作に『死因不明社会2018』(講談社)がある。近刊著に『北里柴三郎 よみがえる天才7』(ちくまプリマー新書) 、『コロナ黙示録』『コロナ狂騒録』(宝島社)、『奏鳴曲 北里と鷗外』(文藝春秋) 。

「2022年 『よみがえる天才8 森鷗外』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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