屋上ミサイル (このミス大賞受賞作)

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 1323
感想 : 257
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  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796667777

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすい。以上...

    偶然見つけた殺人写真に、
    偶然拾った拳銃で、
    偶然出会った三浪男が、
    偶然拾った結婚指輪を、
    偶然見かけたラブホテル前で、

    偶然が多すぎる。

  • 遅ればせながら、このミス大賞の作品ということで読んでみました。

    面白かった!

    いろんなエピソードが最後に繋がる所や、情景描写が映像を観ているみたいに思い描けるところ・・など、伊坂幸太郎氏に似ていると思った。

    登場人物のキャラクターが、しっかりと把握できると、登場人物の会話や行動を、より楽しむことができるのだなー・・と思った。
    キャラ設定が面白かった。
    是非ドラマにして欲しいけど、ミスキャストにならないようにしてもらいたいところ。

    気になる作家さん発見。
    他の作品も読んでみたいと思う。

  • 偶然の連続で、広がった物語が収束されていくのは好みではない。小説にリアリティを求めるならば評価は0。
    でも、この作品はこれでいいのだ。屋上に集う高校生男女の、非日常的活躍がなんとも爽やか。キャラが立つってこういうことかな。ラノベ万歳。

  • とある高校で結成された「屋上部」の話。
    登場人物それぞれが魅力的。後半は現実離れしすぎてちょっとダレた感はあったけど、話の展開もテンポ良く進むのでサクサク読めて面白かった!
    あとがき(「このミス」の総評)でやたらと「言い回しが伊坂幸太郎っぽい」と書かれていたけど、そんなに粘っこい語り口だとは感じなかった。09年このミス大賞だったらしいけど青春小説。

  • 小説を再現ドラマ化して紹介するテレビ番組で取り上げられていて、面白そうだったので読んでみた。
    でも、テレビで見たほうが、シンプルでわかりやすかったかな。
    いろんなエピソードが散りばめられすぎでお腹いっぱい感が溢れているよ。
    再読はしないと思う。

  • 出てくるキャラクターはまずまず、みんなキャラが立っていていいと思います。

    でも、出来事や設定がだいぶ、無理があるような。。。
    (小説だから、必然性があれば、無理があってもいいと思いますが。。。)

    全体的には、楽しく読めました。

  • キャラは個性的で面白い。
    でも、キャラの背景が薄い。

    ストーリー展開に、殺し屋や人の死が必要だったのかなぁという疑問が残る。

    何か不自然で、偶然の連続で話が進んでいる。このミスの選考の方も言ってましたが。

  • アメリカ大統領が拉致監禁された!
    日本にも核を積んだミサイルが発射されるかもしれない・・・

    そんな緊迫したムードの中

    とある高校の屋上は、いつもと変わらない雰囲気だった

    屋上を愛する仲間4人で結成された「屋上部」
    「屋上の平和を守るため」の活動は
    やがてとんでもない大事件へと繋がっていく。。。

    このミス大賞作品
    とにかくキャラが面白い。
    そしてどこかズレた会話のテンポも最高。

    あまりにもできすぎた偶然が重なりすぎるきらいはあるけれど
    そこはそれ!という感じで単純に楽しめました。

  • このミス大賞だったので手にとりましたが、いまいち。
    まず読みすすめるのが苦痛なくらいだらだらした感じ。
    んー残念。

  • おもしろかった。どんどんつながっていく感じで続きが気になりすぐ読めた。
    伊坂光太郎みたいな感じ。

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著者プロフィール

1975年香川県生まれ。京都学園大学法学部法学科卒。第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2009年受賞作「屋上ミサイル」を刊行。著書に『ガレキノシタ』『HEROごっこ』など。

「2016年 『筆跡はお見とおし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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