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みんなの感想・レビュー・書評
図書館より。
30年前の小学校の毒殺事件をめぐり様々な人物の証言から真相を探るミステリー。
インタビュー形式や手紙など、各人物の証言が独白調で前半はつづられ少し波に乗りにくかったですが、徐々に真相に肉薄していく感じと、いたるところに張られた伏線の回収が見事で後半は早いペースで読み進めることができました。各人物によって微妙にずれた証言の見せ方も巧く、周到に作りこまれた作品なんだな、と感じました。
惜しいところは登場人物たちがあまりに作りこまれている感じが強かったこと、そしてラストを爽やかな雰囲気で終わらせようとしたのも今までの展開から考えると不自然に感じてしまいました。
どうせならいやーな雰囲気で締めてほしかったかな。
第7回このミステリーがすごい!大賞〈優秀賞〉
ああ、やっぱりという展開でしたが、
それなりに引っ張られて読み切りました。
ただ、小学生にしては妙に大人びた感じに違和感がありました。
おもしろかったです
第7回 このミス大賞
でも 時期がわるかったよね
どうしても 告白とくらべられてしまう・・・
2011.10.25読了。
中学受験を控えた小6の給食で、クラス一優秀でリーダー的存在だった少年が毒殺され、その実行犯とみなされたクラスではハズレ者の少年も自殺する。
それから30年経って、副クラス長だった少女が、真相を探るためにかつてのクラスメイトたちに話を聴いて、隠されていた過去を探る。
毒が砒素なところでだいたいオチが読めちゃうかな。
30年前の小6の教室で起こった毒殺事件の真相が関係者の告白で明らかになる展開。黒幕は誰かは中盤で解ってしまうが様々な伏線が見事に回収され、意外な動機もあり読み応えはあった。違和感は小6ってこんな複雑というか大人びてるんだっけとか思ったりした。
過去の事件を、色んな登場人物の語りから真実を浮かび上げようとするお話。よくもなく、悪くもなく。夏美とのやりとりはよかったけど、小学生がこんな狡猾だったらこわいわー
Web上で「告白」との類似性が指摘されていましたが、展開はまったく違って私はこの本も大好き。
文庫本になったら本が上下巻に分かれててびっくりした。そんなに長い話だっけ?!
ミステリーはもともとあまり読む傾向にないので何となく読み進めにくかったです。
インタビューのような語り口調になるあたりからなんとなく読みにくくて。
児童毒殺事件から30年後、ある人物が当時の事件関係者たちを訪ね歩き始めた。ところが、それぞれの証言や手紙などが語る事件の詳細は、微妙にズレている。やがて、思いもよらない事実と、驚愕の真実が明かされていく!
08年度「このミス大賞」優秀賞作。読み始めてすぐ湊かなえの本屋大賞作「告白」に似ていると感じた。「このミス…」の選評でもそう指摘されているが、作品が書かれた時期は非常に近いので、二番煎じではないのだろう。むしろ私は本作の方が「告白」や大賞作「臨床心理」より出来がいいと思ったほどだ。
(B)
伏線がすごく、読んでいるうちにここで繋がるのか~と面白い。結末は、『そうくるか~』と関心です。
とある小学校で給食の時間に一人の男子児童が毒殺される。その後犯人と目される別の少年が遺書を残し同じ毒をあおって死亡。 事件から数十年の月日が流れた後、その毒殺事件の真相が次第に明らかに・・・ 語り手を変えて徐々に明らかになっていく真実。こういうタイプの小説は好みなので読んでみました。はい。 で、思ったこと。 この手の語り口の小説だと本当に「徐々に明らかに」なるんですよ。時折ミスリー... 続きを読む »
こういう話、嫌いじゃないけど展開がすぐに読めちゃったし
語り手がどんどん変わるのに口調がどれも同じなのが読んでて辛かった。
語尾だけじゃなく言い回しとか。
その人物になりきって喋って欲しかったな。
一つの話としては面白かったです。
作品がしっかり完成されていた。
読んでいて予想はついていたが
そこまで悪質なことをやっているとまでは考えていなかった。
構成がきちんとされていて、面白かった*ただ、読後に残るものがあまりなく、ページを捲る手が止まらない、という風でも……でもミステリーとしては超一品だと思う(矛盾してるけれど)!三ツ矢くんが切なかった。ありがとう。
一人称で進むので、主観と客観の食い違いが面白い。
30年前の毒殺事件を当事者達がそれぞれの視点で語る構成です。
ミステリーにしては先があまり気にならずだらだら読んでしまったのですが、真犯人の正体が明らかになろうとする件はドキドキしました。
宝島社主催の「このミステリーがすごい」で優秀賞に輝いた作品。
タイトルが仰々しいのと、表紙もなかなかもって暗そうな感じなので
電車で読むのがちょっと恥ずかしかった…(笑)
これも、読書メモ2で読んだ『ユージニア』(恩田陸)のように
一つの事件を客観的にインタビューや手紙で解き明かしていくというもの。
正直、犯人は途中でなんとなくわかったんですけど、
詳細な動機とか、明かしていくのはまさにスリル満点で、スカッとしました。
一つの読み物として満足。
「このミス」では大賞をとれなかったんですが、
ちょうど同じ時期に「ユージニア」がでて、さらに「告白」もでてしまったので、
インパクトが薄れてしまったんだとか。
時期がずれていたら大賞もとれたんじゃないかな~。
なんて、楽しんだ私の感想でした。

第7回このミス大賞作品。小学生の給食に、毒物が混入され児童1人が死亡。翌日1人が自殺した。前半はインダビュー&手紙で物語が進んでいき、当時クラスメートだった小説家が謎を解く。このミスでは他に見ない作風...





